プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 04 / SLEEP

寝酒は「眠れるお酒」ではなかったアルコールは寝つきを一時的によくしても、夜の後半の眠りを浅くし、夜中に目が覚める回数を増やす。毎日の寝酒は急にやめると眠れないことも。週単位で少しずつ減らす

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2026年10月22日
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医師 監修

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は「晩酌は控えめにし、寝酒はしない」としています。アルコールは一時的に寝つきをよくし、眠りの前半の深い睡眠を増やしますが、後半の眠りの質は大きく悪くなり、飲む量が増えるほど夜中に目が覚める回数が増えます。続けると、飲まないと眠れない状態になることも。お酒が抜けるまでの時間の目安、顔が赤くなる体質の人の注意点、寝酒をやめたいときの減らし方をまとめました。

目次
  1. 睡眠ガイドの答えは「晩酌は控えめにし、寝酒はしない」
  2. 寝つきはよくなっても、後半の眠りが悪くなる
  3. 続けると「飲まないと眠れない」に
  4. お酒が抜けるまでの時間は?
  5. 顔が赤くなる人は、少しの量でも影響が強い
  6. 寝酒をやめたいときは、週単位で少しずつ
  7. まとめ

プレ男寝る前にハイボールを1杯飲むと、すぐ眠れるんだよね。寝酒って、むしろ体にいいんじゃない?

メル美私も飲んだ日はすぐ寝られるけど、夜中の3時ごろに目が覚めちゃうことが多いんだよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は「寝酒(ねざけ)」の話です。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(以下、睡眠ガイド)と、厚生労働省の「e-ヘルスネット」をもとにまとめました。

睡眠ガイドの答えは「晩酌は控えめにし、寝酒はしない」

睡眠ガイドでは、お酒について「晩酌は控えめにし、寝酒はしない」としています。

厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(2024年2月)でも、不眠を解消するための飲酒は「避けるべき飲酒」のひとつに挙げられています。飲酒で眠りが浅くなり、睡眠のリズムが乱れることがあるためです。

寝つきはよくなっても、後半の眠りが悪くなる

メル美でも、すぐ眠れるのは本当だよね?それなのに、どうしてダメなの?

睡眠ガイドでは、アルコールの睡眠への影響を次のように説明しています。

e-ヘルスネットの「快眠と生活習慣」(2025年6月1日更新)でも、睡眠薬の代わりに飲まれることの多いアルコールは「決して勧められません」とし、深いノンレム睡眠を減らす、夜中に目が覚めることを増やすなど、睡眠の質を下げると書かれています。

プレ男すぐ眠れるのは最初だけで、明け方の眠りがボロボロになってたのか…。

いびきや、寝ているときに息が止まると言われたことがある人は、睡眠時無呼吸症候群の記事も読んでみてください。

続けると「飲まないと眠れない」に

日本人がどのくらい飲んでいるかは日本人のお酒とたばこのいま(2023年)、飲みすぎと体の関係はお酒と心臓・脳の記事もどうぞ。

お酒が抜けるまでの時間は?

メル美じゃあ、夕ごはんのときに少し飲むくらいなら大丈夫?

純アルコール量は、「お酒の量(mL)×度数(%)÷100×0.8」で計算できます(健康に配慮した飲酒に関するガイドライン)。

顔が赤くなる人は、少しの量でも影響が強い

アルコールは寝つきを一時的によくしても、眠りの後半の質を大きく悪くし、夜中に目が覚める回数を増やします。睡眠ガイドは「晩酌は控えめにし、寝酒はしない」としています。

寝酒をやめたいときは、週単位で少しずつ

睡眠ガイドのQ&Aでは、「お酒を飲んで眠っているが、やめると眠れない」という人に向けて、次のように答えています。

プレ男毎晩飲んでるから、いきなりゼロにするより、まずは1杯を半分にするところからかな。

メル美眠れないのが続くなら、お酒じゃなくて病院に相談なんだね。

眠れない夜が続くときの考え方は不眠症、睡眠の整え方の全体は睡眠の基本の記事にまとめています。

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. 健康づくりのための睡眠ガイド2023(令和6年9月18日一部修正). https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
  2. 厚生労働省. 健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(2024年2月). https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001223643.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
  3. 三島和夫. 快眠と生活習慣. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2025年6月1日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-004.html (閲覧日:2026年10月22日)
  4. 厚生労働省 e-ヘルスネット. アルコールの吸収と分解(2022年1月20日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/alcohol/a-02-002.html (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。