プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 04 / SLEEP

海外旅行の時差ぼけ4〜5時間以上の時差で起こりやすく、ふつうは数日でよくなる。西向きより東向きのフライトがつらい。着いたら現地の時刻に合わせて、昼は外の光を浴びる。2〜3日の短い旅なら日本時間のままでも

UPDATED
2026年10月22日
SOURCES
4 件
REVIEW
医師 監修

時差ぼけ(時差障害)は、4〜5時間以上の時差がある地域へ飛行機ですばやく移動したときに、体内時計と現地の昼夜がずれて起こります。夜に寝つけない、昼間に眠い、だるい、食欲がない、胃腸の調子が悪いなどの症状が出て、ふつうは数日でよくなります。体内時計は遅らせるほうが合わせやすいため、東向きのフライトのほうが症状が強いのが一般的です。厚生労働省のe-ヘルスネットと英国NHSをもとに、出発前・機内・到着後にできることをまとめました。

目次
  1. 時差ぼけは、体内時計と現地の昼夜のずれ
  2. どんな症状が出る?
  3. 東向きのフライトのほうがつらい
  4. 出発前と機内でできること
  5. 着いたら、現地の時刻に合わせて光を浴びる
  6. 2〜3日の短い旅なら、日本時間のままでも
  7. 薬やサプリについて
  8. 「寝だめ」は、毎週の時差ぼけ
  9. まとめ

プレ男来月ハワイに行くんだ!でも前に行ったとき、着いた日の夜は全然眠れなくて、昼間はずっとぼーっとしてたんだよね。

メル美私はヨーロッパのときのほうが楽だった気がする。行き先で時差ぼけのつらさって変わるのかな?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は時差ぼけの話です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」の「概日リズム睡眠・覚醒障害」(三島和夫氏、2025年7月15日更新)と用語解説「時差症候群」、英国の国民保健サービス(NHS)の「Jet lag」をもとにまとめました。

時差ぼけは、体内時計と現地の昼夜のずれ

体内時計と光の関係は、朝どうしても起きられないのは、体内時計のせい?の記事でもくわしく紹介しています。

どんな症状が出る?

e-ヘルスネットとNHSでは、次のような症状が挙げられています。

NHSによると、ふつうは体が新しい時間帯に慣れるにつれて、数日でよくなります。また、e-ヘルスネットによると、海外での滞在が長いと、帰国したあとにも同じような症状が出ることがあります。

東向きのフライトのほうがつらい

メル美やっぱり、方向で違うんだ!

日本から見ると、ハワイやアメリカ本土へは東向き、ヨーロッパへは西向きのフライトです。

プレ男ハワイは東向きだから、つらかったのか…。

出発前と機内でできること

NHSでは、時差ぼけは防ぐことはできないものの、影響を小さくする方法として次のことを挙げています。

出発前

機内で

お酒と眠りの関係は寝酒は「眠れるお酒」ではなかった、カフェインの量の目安はカフェインはどこまでOK?の記事もどうぞ。

着いたら、現地の時刻に合わせて光を浴びる

到着後(NHS)

e-ヘルスネットの用語解説でも、光を浴びることや人と積極的に関わることで、到着地の昼夜に体内時計を合わせるよう努めることが対策として挙げられています。

時差ぼけは、体内時計と現地の昼夜がずれて起こります。着いたらできるだけ早く現地の時刻に合わせて寝起きし、昼間は外の光を浴びましょう。ふつうは数日でよくなります。

2〜3日の短い旅なら、日本時間のままでも

メル美週末だけの短い旅なら、無理に合わせなくてもいいんだね。

薬やサプリについて

症状が強いときや、仕事で時差のある移動をくり返すときは、医療機関に相談しましょう。e-ヘルスネットでは、体内時計のずれによる睡眠の病気の治療には専門的な知識が必要なため、睡眠障害の専門医に相談するよう案内しています。

「寝だめ」は、毎週の時差ぼけ

夜勤や交替制勤務で体内時計がずれる場合は、夜勤・交替制勤務と眠りの記事にまとめています。

まとめ


参考文献

  1. 三島和夫. 概日リズム睡眠・覚醒障害. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2025年7月15日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-006.html (閲覧日:2026年10月22日)
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット. 時差症候群(用語解説). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/heart/yk-018.html (閲覧日:2026年10月22日)
  3. NHS. Jet lag(Page last reviewed: 31 May 2023). https://www.nhs.uk/conditions/jet-lag/ (閲覧日:2026年10月22日)
  4. 厚生労働省. 健康づくりのための睡眠ガイド2023(令和6年9月18日一部修正). https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。