ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】中性子をぶつけて、原子が「どこにいて」「何をしているか」を見る:X線では見えにくい水素や小さな磁石も見える。超伝導、排ガスの触媒、プラスチック、ウイルスの研究に(1994年ノーベル物理学賞)

物の中をくわしく調べるには、X線や顕微鏡が知られていますが、それでも足りないことがあります。1994年のノーベル物理学賞は、原子炉から出る中性子を物質にぶつけて、その散らばり方から物質を調べる「中性子散乱」の方法を開発したシャル博士とブロックハウス博士に贈られました。シャル博士は原子が「どこにいるか」(構造)を、ブロックハウス博士は原子が「何をしているか」(動き)を調べる方法をつくりました。中性子は電気をおびていないので物の奥まで入りこみ、X線では見えにくい水素の位置や、原子の小さな磁石の向きもわかります。

目次
  1. 中性子をぶつけて調べる
  2. 「どこにいる」と「何をしている」
  3. X線では見えにくいものが見える
  4. 原子の「ふるえ」を見る
  5. 何に役立つ?
  6. つながるテクノロジー
  7. まとめ

プレ男物の中を見るなら、X線でいいんじゃないの?

メル美X線では見えにくいものが、中性子なら見えるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は中性子散乱です。1994年のノーベル物理学賞の発表をもとにまとめました。

中性子をぶつけて調べる

「どこにいる」と「何をしている」

プレ男「どこにいるか」と「何をしているか」。原子の探偵みたい!

X線では見えにくいものが見える

原子の「ふるえ」を見る

何に役立つ?

中性子散乱は、中性子を物質にぶつけて、原子がどこにいて何をしているかを調べる方法です。X線では見えにくい水素の位置や、原子の小さな磁石の向きもわかります。

つながるテクノロジー

プレ男X線と中性子、得意なものがちがうんだね。

メル美いろんな「見る技術」があるから、科学が進むんだね。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 1994. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/1994/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。