ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】タンパク質には「郵便番号」がついている:つくられたタンパク質は、自分の中の「あて名」で行き先が決まる。1つの細胞に約10億個のタンパク質。薬づくりの工場にも応用(1999年ノーベル生理学・医学賞)

細胞の中では、たくさんのタンパク質がつくられ続けています。それぞれ、細胞の外へ送りだされたり、細胞の中の部屋(小器官)に届けられたりしなければなりません。でも、どうやって正しい行き先にたどりつき、膜を通りぬけるのでしょうか。1999年のノーベル生理学・医学賞を受けたギュンター・ブローベル博士は、タンパク質そのものに行き先を示す「あて名」=シグナルがふくまれていることを発見しました。旅行の荷物のタグや手紙の郵便番号のようなものです。このしくみは酵母から植物、動物まで共通で、タンパク質の薬を細胞につくらせる技術にも役立っています。

目次
  1. 細胞の中は、部屋だらけ
  2. 2つのなぞ
  3. タンパク質の中の「あて名」
  4. 荷物のタグ、手紙の郵便番号
  5. 何に役立つ?
  6. つながるテクノロジー
  7. まとめ

プレ男細胞の中でつくられたタンパク質って、どうやって行き先がわかるの?

メル美タンパク質に「郵便番号」みたいなあて名がついてるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回はタンパク質の行き先を決めるしくみです。1999年のノーベル生理学・医学賞の発表をもとにまとめました。

細胞の中は、部屋だらけ

2つのなぞ

タンパク質の中の「あて名」

プレ男荷物そのものに、あて名が書いてあるのか!

荷物のタグ、手紙の郵便番号

何に役立つ?

タンパク質には、行き先を示す「あて名」=シグナルがもともとふくまれていて、荷物のタグや郵便番号のように、正しい場所へ届けられます。このしくみは、タンパク質の薬づくりにも役立っています。

つながるテクノロジー

プレ男細胞の中には、宅配便と郵便番号の両方のしくみがあるんだね。

メル美10億個のタンパク質を仕分けてるなんて、すごい物流センターだね。

まとめ


参考文献

  1. The Nobel Assembly at Karolinska Institutet. Press release: The Nobel Prize in Physiology or Medicine 1999. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/1999/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。