ガジェット2026年10月12日

ワンタイムパスワードを入れても、ネットバンキングを乗っ取られる「リアルタイム型フィッシング」。2025年の不正送金は4,747件・約103億9,700万円、手口の約9割がフィッシング【警察庁・IPA】

銀行を名乗るメールやSMSのリンクから、本物そっくりのサイトにIDとパスワードを入力。すると攻撃者がその場でログインし、届いたワンタイムパスワードまで偽サイトに入れさせて、二段階認証を突破します。警察庁によると、2025年のインターネットバンキングの不正送金は4,747件、被害総額は約103億9,700万円で、手口の約9割がフィッシングでした。フィッシングの報告件数は245万4,297件で増え続けています。IPAのハンドブックが挙げる対策(リンクから開かない、パスキー・多要素認証、ログインアラートなど)をまとめます。

目次
  1. 2025年の不正送金は約104億円
  2. リアルタイム型フィッシングのしくみ
  3. 電話で聞き出す「ボイスフィッシング」も
  4. 予防と早期発見(IPAのハンドブック)
  5. まとめ

プレ男ネットバンキングはワンタイムパスワードを設定してるから、パスワードがもれても大丈夫でしょ?

メル美偽サイトにワンタイムパスワードまで入れさせて、その場でログインする手口があるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回はネットバンキングの不正送金とリアルタイム型フィッシングです。警察庁の「令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」と、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威 2026 [個人編]」ハンドブックをもとにまとめました。

2025年の不正送金は約104億円

リアルタイム型フィッシングのしくみ

  1. 銀行などを名乗る偽のメールやSMSのリンクから、フィッシングサイト(偽サイト)に誘導される
  2. 偽サイトにIDとパスワードを入力すると、攻撃者がすぐに(リアルタイムで)それを使って本物のサイトにログインする
  3. 本人あてにワンタイムパスワードが届き、それを偽サイトに入力(または電話で伝える)してしまうと、二要素認証を有効にしていても攻撃者がログインできてしまう

プレ男ワンタイムパスワードがあっても、偽サイトに入れたら意味がないのか…。

電話で聞き出す「ボイスフィッシング」も

予防と早期発見(IPAのハンドブック)

ネットバンキングには、メールやSMSのリンクからではなく、銀行の公式サイトやアプリからアクセスしましょう。偽サイトにワンタイムパスワードを入力すると、二要素認証を設定していてもログインされてしまうことがあります。

偽SMSの手口は「お荷物をお届けにあがりましたが不在でした」のSMSは開かない、パスキーは「パスキー」って何、ネットの10大脅威はスマホとネットの「10大脅威」2026年版(個人編)へ。

プレ男銀行は公式アプリからしか開かない。パスキーも設定する。

メル美ログインのお知らせメールもオンにしておこうね。

まとめ


参考文献

  1. 警察庁. 令和7年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について. https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R7/R07_cyber_jousei.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 独立行政法人情報処理推進機構(IPA). 情報セキュリティ10大脅威 2026 [個人編] ハンドブック(インターネットバンキングの不正利用). https://www.ipa.go.jp/security/10threats/omgdg50000008fi8-att/setsumei_2026_kojin.pdf (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。