スマホとネットの「10大脅威」2026年版(個人編):不正ログイン、フィッシング、サポート詐欺(偽警告)、スマホ決済の不正利用など10項目。共通して効く「対策の基本」は6つ【IPA】
ネットのトラブルは手口が多くて、何から気をつければいいかわからない。そんな人のために、IPA(情報処理推進機構)は毎年「情報セキュリティ10大脅威」を発表しています。2026年版の個人編は、インターネット上のサービスへの不正ログイン、フィッシングによる個人情報などの詐取、サポート詐欺(偽警告)、スマホ決済の不正利用、不正アプリなど10項目(五十音順)。手口や糸口には共通点が多いので、ソフトウェアの更新、セキュリティソフト、パスワードの管理と認証の強化、設定の見直し、バックアップ、手口を知ることの6つの「対策の基本」は必ず実施を、と呼びかけています。

プレ男ネットの詐欺って手口が多すぎて、何に気をつければいいのかわからない。

メル美IPAが毎年「10大脅威」をまとめてるよ。共通して効く対策の基本は6つなんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回はネットとスマホの「10大脅威」です。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威 2026」と、その個人編ハンドブックをもとにまとめました。
2026年版 個人の10大脅威(五十音順)
| 脅威 | 初めて選ばれた年 | 10大脅威での取り扱い |
|---|---|---|
| インターネット上のサービスからの個人情報の窃取 | 2016年 | 7年連続10回目 |
| インターネット上のサービスへの不正ログイン | 2016年 | 11年連続11回目 |
| インターネットバンキングの不正利用 | 2016年 | 4年ぶり8回目 |
| クレジットカード情報の不正利用 | 2016年 | 11年連続11回目 |
| サポート詐欺(偽警告)による金銭被害 | 2020年 | 7年連続7回目 |
| スマホ決済の不正利用 | 2020年 | 7年連続7回目 |
| ネット上の誹謗・中傷・デマ | 2016年 | 11年連続11回目 |
| フィッシングによる個人情報等の詐取 | 2019年 | 8年連続8回目 |
| 不正アプリによるスマートフォン利用者への被害 | 2016年 | 11年連続11回目 |
| メールやSNS等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求 | 2019年 | 8年連続8回目 |
個人編は順位をつけず、五十音順で紹介されています。

プレ男11年連続で入ってるのがいくつもあるのか。
共通して効く「情報セキュリティ対策の基本」
IPAは、トラブルの手口や糸口には共通点が多いので、次の6つは必ず実施を、としています。
| 攻撃の糸口 | 対策の基本 | 目的 |
|---|---|---|
| ① ソフトウェアの脆弱性 | ソフトウェアの更新 | 脆弱性を解消し、悪用した攻撃のリスクを下げる |
| ② マルウェアの利用 | セキュリティソフトの利用 | 攻撃を検知してブロックする |
| ③ パスワード窃取 | パスワードの管理・認証の強化 | 情報もれなどのリスクを下げる |
| ④ 設定不備 | 設定の見直し(初期設定の確認) | まちがった設定を悪用されないようにする |
| ⑤ データの暗号化 | バックアップの取得 | データの削除や暗号化に備える |
| ⑥ ソーシャルエンジニアリング(わなにはめる) | 脅威・手口を知る | 手口から大事な対策を理解する |
パスワードの「基本のキ」
不正ログインを防ぐために、ハンドブックでは
- 推測されにくいパスワードにする:IDと同じにしない、生年月日やSNSのニックネーム・名前を使わない、「123456」「qwerty」のような規則的な並びにしない、辞書にある単純な単語1語だけにしない
- 長く複雑にして、使い回さない(使い回すと、すべてのサービスに不正ログインされるおそれ)
- パスキーが使えるときは、できるだけ使う
- パスワードマネージャーの利用も検討する
不正ログインへの対策として、使っていないサービスは退会する、ワンタイムパスワードや生体認証などの多要素認証を使う、ログイン履歴やクレジットカードの利用履歴を定期的に確かめる、なども挙げられています。

IPAは、ネットのトラブルの手口には共通点が多いので、ソフトウェアの更新やパスワードの管理など、6つの「情報セキュリティ対策の基本」は必ず実施するよう呼びかけています。
家庭のセキュリティ対策のデータは家庭のネットのセキュリティ対策、いちばん多いのは「ソフトを最新に」57.0%、パスキーは「パスキー」って何、バックアップはスマホの写真、こわれたら全部消えるへ。

プレ男使い回してるパスワード、今日から変えていく。パスキーも設定しよう。

メル美使ってないサービスも退会しようね。
使っていないアカウントの整理と、不正ログインへの備えは、昔登録した通販サイトや転職サイトのアカウント、放置してない?へ。
ネットのトラブルの内容ごとの相談先は、ネットのトラブル、どこに相談する?へ。
まとめ
- 2026年の個人の10大脅威は、不正ログイン、フィッシング、サポート詐欺(偽警告)、スマホ決済の不正利用など10項目(五十音順)
- 共通して効く対策の基本は更新・セキュリティソフト・パスワードと認証・設定・バックアップ・手口を知るの6つ
- パスワードは推測されにくく、長く、使い回さない。パスキーや多要素認証も
参考文献
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA). 情報セキュリティ10大脅威 2026. https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html (閲覧日:2026年10月12日)
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA). 情報セキュリティ10大脅威 2026 [個人編] ハンドブック. https://www.ipa.go.jp/security/10threats/omgdg50000008fi8-att/setsumei_2026_kojin.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。