今回は、東京・八王子市の高尾山薬王院(たかおさんやくおういん)です。高尾山薬王院の公式サイトの「高尾山と天狗様」「交通のご案内」で確認しました。お寺の由来や霊験は、お寺が伝えている内容です。この記事は、お参りでのご利益を約束するものではありません。天狗そのものについては、天狗の記事で紹介しています。
高尾山という山(公式サイトより)
- 東京の中心部から西へ約50km。江戸時代から信仰の霊山として、また行楽地として知られてきました
- 標高600メートルの山中に、山岳信仰の飯縄大権現をまつる薬王院のお堂が点在しています
- 暖かい地域の常緑広葉樹林と、温帯の落葉広葉樹林の境目にあたり、植物の種類が多いといいます。浄心門の近くには「殺生禁断」の碑があり、宗教的にも守られてきました
- 戦国時代は小田原北条氏、江戸時代は徳川幕府、明治は御料林、戦後は国有林として守られ、いまは明治の森高尾国定公園に指定されています
- 公式サイトは、年間の登山者が日本一になったこと、フランスのミシュランの旅行ガイドで、山では富士山とともに三つ星に選ばれたことも紹介しています
薬王院の歴史(公式サイトより)
| 時代 | できごと |
|---|---|
| 天平16年(744年) | 聖武天皇の勅令により、東国鎮守の祈願寺として、高僧行基がひらいたと伝えられる。はじめのご本尊は薬師如来(「薬王院」の名の由来) |
| 永和年間(1375年) | 京都・醍醐山から来た俊源大徳が、八千枚の護摩供養のあと、いまのご本尊飯縄大権現をまつり、中興 |
| 戦国時代 | 飯縄大権現は戦国武将の守護神としてあがめられ、上杉謙信や武田信玄の兜にもまつられた、と伝えられる。北条家の手厚い保護も受けた |
| 江戸時代 | 徳川家(とくに紀州家)との縁で栄える |
- 正式名称は「高尾山薬王院有喜寺」
- いまは真言宗智山派の大本山で、「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」「高尾山薬王院」が三大本山として知られています
飯縄大権現と天狗様(公式サイトより)
- 飯縄大権現の信仰は、信州・善光寺の北にそびえる飯綱山・戸隠山一帯にはじまる、と公式サイトは説明しています
- 高尾山の飯縄大権現は、不動明王の変化身とされ、「飯縄不動尊」とよばれた時代もあり、いまも不動明王に準じた供養・祈祷が勤められています
- 天狗様は、飯縄大権現の眷属(おとも)として、除災開運・災厄消除・招福万来などの力をもつとされ、多くの天狗伝説や天狗信仰がある、といいます
- 高尾山は修験道の根本道場としても知られ、山にこもって修行した山伏の姿が、天狗と同じように見られることも多かった、と公式サイトは書いています
滝修行の道場(公式サイトより)
- 高尾山には、いまも「琵琶滝」と「蛇滝」の二つの滝があり、滝修行の道場として、一般の人にも門戸を開いています
- 体験の日程や申しこみの方法は、公式サイトで確かめてください
アクセス(公式サイトより)
- 住所:東京都八王子市高尾町2177
- 「高尾山口駅」から徒歩3分の清滝駅から、高尾登山電鉄のケーブルカー(約6分)またはリフト(約12分)
- ケーブルカーの高尾山駅から、薬王院まで徒歩約20分(リフトの山上駅からは約30分)
- ケーブルカーの料金や時刻は、季節や曜日で変わるので、高尾登山電鉄のサイトで確かめてください
- 祈祷殿の駐車場は、自転車・オートバイ・原付は駐車できません
山歩きの注意
- 山の天気は変わりやすく、日が暮れるのも早いので、時間に余裕をもって、歩きやすい服と靴で出かけましょう
- 近くの八王子には、戦国時代の山城八王子城跡もあります

高尾山薬王院の公式サイトによると、天平16年(744年)に行基がひらいたと伝えられ、ご本尊は飯縄大権現です。天狗様は、その眷属(おとも)とされています。
まとめ
- 高尾山薬王院は、八王子の真言宗智山派の大本山。成田山・川崎大師とならぶ三大本山
- 天平16年(744年)、聖武天皇の勅令で行基がひらいたと伝えられる
- 1375年に俊源大徳が飯縄大権現をまつって中興。上杉謙信・武田信玄も信仰したと伝えられる
- 天狗様は飯縄大権現の眷属。山伏の姿が天狗と重ねられた
- 琵琶滝・蛇滝で滝修行も
- 天狗については天狗、近くの史跡は八王子城跡もどうぞ
参考文献
- 高尾山薬王院. 高尾山と天狗様. https://www.takaosan.or.jp/about/ (閲覧日:2026年10月12日)
- 高尾山薬王院. 交通のご案内. https://www.takaosan.or.jp/access/ (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。