外でスマホのテザリング、Wi-Fiの「5GHz」は使っていい?屋外で使えるのは2.4GHz帯と5.6GHz帯、5.2GHz帯は条件つきでテザリングは屋外不可、5.3GHz帯は屋外では使えない。6GHz帯は低出力(VLP)だけ屋外OK【総務省】
カフェのテラスやキャンプ場で、スマホのテザリングやモバイルWi-Fiを使う人も多いはず。総務省の電波利用ポータルによると、無線LAN(Wi-Fi)は2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯を使い、5GHz帯はさらに5.2GHz・5.3GHz・5.6GHz帯で使える条件がちがいます。屋外で使えるのは2.4GHz帯と5.6GHz帯で、5.2GHz帯は条件つき。5.2GHz帯は、登録した基地局と通信する場合などに屋外で使えますが、テザリング機能では屋外で使えません。6GHz帯は、出力の小さいVLPにかぎって屋外で使えます。電波のルールを知って、正しく使いましょう。

プレ男キャンプ場でスマホのテザリングを使うとき、速いから「5GHz」に切りかえてるんだ。

メル美Wi-Fiの5GHz帯は、屋外で使えるかどうか、周波数でルールがちがうんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回はWi-Fi(無線LAN)の屋外利用のルールです。総務省の電波利用ポータル「無線LANの屋外利用/上空利用について」をもとにまとめました。
Wi-Fiの周波数帯
- 無線LANは、大きく2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯を使います
- 5GHz帯は、さらに5.2GHz帯、5.3GHz帯、5.6GHz帯に分かれ、使える条件がちがいます
屋外で使えるのは?
- 2.4GHz帯:屋外で使えます
- 5.6GHz帯:屋外で使えます
- 5.2GHz帯:条件つきで屋外で使えます
- 5.3GHz帯:屋外で使える周波数帯にふくまれていません
- 6GHz帯(2022年9月から使えるようになった帯域):出力がEIRP25mW以下のVery Low Power(VLP)にかぎって、屋外で使えます
- 5.3GHz帯と5.6GHz帯の機器には、屋内・屋外を問わず、DFS機能が必要です

プレ男同じ「5GHz」でも、屋外で使えるものと使えないものがあるのか。
5.2GHz帯の屋外利用の条件
- 5.2GHz帯は、衛星通信と周波数を共用していて、となりの周波数帯では気象レーダーが使われています。そのため、屋外で使うには条件があります
- 屋外では、事前に総合通信局で手続きをした「登録局」(5.2GHz帯高出力データ通信システムの基地局など)と通信することを条件に、これまで流通している機器もふくめて使えます
- ただし、テザリング機能では、5.2GHz帯を屋外で使えません
- 自動車の中では、2022年9月から、決められた出力以下で技術基準適合証明などをとった機器にかぎり、5.2GHz帯の無線LANが使えるようになりました
上空での利用
- 2025年4月から、5.2GHz帯の上空利用(ドローンなど)が条件つきで可能になりました。登録や運用の調整などの手続きが必要です

Wi-Fiを屋外で使えるのは2.4GHz帯と5.6GHz帯で、5.2GHz帯は条件つきです。スマホのテザリング機能では、5.2GHz帯を屋外で使えません。
技適マークの見方は海外のスマホや通販のワイヤレスイヤホン、「技適マーク」は確認した?、家のWi-Fiルーターの見直しは自宅のWi-Fiルーター、買ったまま使っていない?へ。

プレ男キャンプ場のテザリングは、取扱説明書で設定を確かめてから使う。

メル美電波にもルールがあるって、覚えておこうね。
UWB(超広帯域)無線の屋外利用のルールは、スマホや車に入る「UWB」の電波、屋外で使えるのは7.25〜9.0GHzだけへ。
まとめ
- Wi-Fiは2.4GHz・5GHz・6GHz帯。5GHz帯は5.2/5.3/5.6GHzで条件がちがう
- 屋外で使えるのは2.4GHz帯と5.6GHz帯。5.2GHz帯は条件つき
- テザリング機能では5.2GHz帯を屋外で使えない
- 6GHz帯はVLP(EIRP25mW以下)だけ屋外OK
- 車の中の5.2GHz帯は、認証をとった機器なら使える(2022年9月から)
参考文献
- 総務省 電波利用ポータル. 無線LANの屋外利用/上空利用について. https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/wlan_outdoor/ (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。