「自動ブレーキがあるから大丈夫」は危ない?衝突被害軽減ブレーキは、あらゆる衝突を防ぐ装置ではない。人や自転車の急な飛び出しには作動しないことも、性能と作動条件は車種ごとにちがう【国民生活センター】
最近の車には、衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる自動ブレーキ)や、ペダルの踏みまちがいで急発進をおさえる装置、前の車について走る装置など、運転を助ける「先進安全装置」がついています。でも国民生活センターによると、先進安全装置の機能には限界があり、性能や作動条件は車種ごとにちがいます。衝突被害軽減ブレーキは、あらゆる状況での衝突を防ぐ装置ではなく、人や自転車の急な飛び出しには作動しない場合もあります。アンケートでは約2割の人が想定外のできごとを体験していました。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

プレ男新しい車は自動ブレーキつき!これで、ぶつかる心配はないね。

メル美自動ブレーキは、どんなときでも止まってくれるわけじゃないんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は先進安全自動車(運転を助ける先進安全装置がついた車)です。国民生活センターの「先進安全自動車に関する消費者の使用実態-機能を過信せずに安全運転を心がけましょう-」(2018年1月18日)をもとにまとめました。
先進安全装置には、どんなものがある?
- 衝突被害軽減ブレーキ:衝突の被害を軽くするため、自動でブレーキがかかる装置。あらゆる状況での衝突を防ぐ装置ではありません
- ペダル踏みまちがい時加速抑制装置:発進するときや低速のときに、ペダルなどの操作ミスでぶつかるおそれがあると、急加速や急発進をおさえる装置
- 定速走行・車間距離制御装置:前の車を見つけると、速度を自動で調整して車間距離をとりながらついて走り、前に車がいないときは一定の速度で走る装置
- 車線維持支援制御装置:車線をはみ出しそうなときの警報や、車線の中央付近を保つようハンドル操作を助ける装置
- 駐車支援システム:駐車枠に入るよう自動でハンドルを操作する装置や、後ろやまわりの映像をモニターに映す装置など
先進安全装置の機能には限界があり、性能や作動条件は車種ごとにちがいます。

プレ男同じ「自動ブレーキ」でも、車ごとに働く条件がちがうのか。
アンケートでわかったこと
- PIO-NETには、2012年度以降、先進安全装置の相談が142件寄せられていました
- 先進安全自動車を買った理由でいちばん多かったのは「事故を未然に防ぐため」
- 約2割の人が想定外のできごとを体験し、そのうち約2割で物の損害がありました
- 2割弱の人が、運転するときの注意事項を「聞いたことはあるが理解していない」「理解していない」と答えました
- 自動車メーカー各社は、先進安全装置にそれぞれちがう名前をつけていました
アドバイス
- 衝突被害軽減ブレーキは、あらゆる状況での衝突を防ぐ装置ではありません。人や自転車の急な飛び出しには作動しない場合があるなど、機能には限界があります
- 機能を過信せず、安全運転を心がけましょう
- 先進安全装置は、車種やグレードによって標準装備の場合とオプションの場合があります。買うときは、装置があるかどうかをよく確かめましょう

衝突被害軽減ブレーキは、あらゆる状況での衝突を防ぐ装置ではありません。人や自転車の急な飛び出しには作動しない場合もあります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。
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プレ男取扱説明書で、うちの車の装置がどんなときに働かないのか読んでおく。

メル美運転するのは、あくまで人だからね。
まとめ
- 先進安全装置:衝突被害軽減ブレーキ、踏みまちがい時加速抑制、車間距離制御、車線維持支援、駐車支援など
- 機能には限界があり、性能・作動条件は車種ごとにちがう
- 衝突被害軽減ブレーキはあらゆる衝突を防ぐものではない。人や自転車の飛び出しに作動しないことも
- 約2割が想定外のできごとを体験。過信しない
- 買うときは、装置が標準かオプションかを確認
参考文献
- 国民生活センター. 先進安全自動車に関する消費者の使用実態-機能を過信せずに安全運転を心がけましょう-(2018年1月18日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180118_1.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。