東京ガチ婚活

マス 66STAGE 1 婚活の基本

アプリで相手を見ていくほど「なし」が増える?3つの実験(2020年)では、写真を1枚ずつ見て選んでいくうちに「いいね」をする確率が、最初から最後までに平均27%下がった

  • マジ男
  • デア子

2026年10月22日

マッチングアプリで相手を次々に見ていると、だんだん「この人もちがう」と思ってしまうことはありませんか。オランダのティルブルフ大学のプロンクとデニッセンは、2020年に学術誌 Social Psychological and Personality Science に載った論文で、3つの実験から「拒否のモード(rejection mind-set)」を報告しました。写真を見ていくうちに「いいね」の確率は平均27%下がり、写真への満足感と「自分はうまくいきそう」という見通しが下がっていました。論文の原文から、数字と研究の限界をまとめます。

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目次
  1. どんな研究?
  2. わかったこと(1):見ていくほど「いいね」が減る
  3. わかったこと(2):女性では「マッチ」も減った
  4. わかったこと(3):写真への満足と、自分の見通しが下がっていた
  5. 研究の限界
  6. 婚活に当てはめると
  7. まとめ

デア子アプリで相手を見ていると、最初は「いいかも」と思えるのに、30人くらい見たあたりから「この人もちがう」ってなっちゃうの…。

マジ男ぼくも。たくさん見れば、いい人に出会えるはずなのにね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、相手をたくさん見ることと「選ぶ気持ち」の研究です。オランダのティルブルフ大学のプロンク(Pronk)とデニッセン(Denissen)の論文「A Rejection Mind-Set: Choice Overload in Online Dating」(学術誌 Social Psychological and Personality Science、2020年)の原文をもとにまとめました。

どんな研究?

マッチングアプリをまねた画面で、相手の顔写真を1枚ずつ見せ、「いいね(受け入れる)」か「なし(断る)」を選んでもらう実験を、3回行いました。対象は、恋人のいない18〜30歳の異性愛の人です。

参加した人 見た写真
実験1 アメリカのネット調査の登録者 315人(男性159人・女性156人) 架空の相手の写真 45枚か90枚
実験2 オランダの大学の学生など 158人(男性82人・女性76人) 参加者どうしの本物の写真。おたがいに「いいね」なら、あとで連絡先が届く
実験3 アメリカのネット調査の登録者 305人(男性150人・女性155人) 架空の相手の写真 50枚(10枚ずつ5回)

わかったこと(1):見ていくほど「いいね」が減る

マジ男見る枚数が増えるほど、選ぶ側の気持ちのほうが変わっていくんだ。

わかったこと(2):女性では「マッチ」も減った

わかったこと(3):写真への満足と、自分の見通しが下がっていた

デア子断るほど、残った人にも満足できなくなるなんて…。疲れてくるのは、わたしだけじゃないんだね。

この実験では、相手を見ていくうちに、写真への満足感と「うまくいきそう」という見通しが下がり、「なし」が増えていきました。「この人もちがう」が続くのは、あなたの理想が高すぎるからとは限りません。

研究の限界

婚活に当てはめると

論文は、オンラインで相手を探すときは、探す量(あるいは断る回数)をしぼることが役に立つかもしれない、と書いています。さらに、1人ずつ相手を考え、そのあとしばらく間をあけることも考えられる、としています。

マジ男見る人数を決めて、気になった人とはちゃんとやりとりしてみるよ。

デア子「この人もちがう」が続いたら、それは休むサインって思うことにする。

まとめ


参考文献

  1. Pronk TM, Denissen JJA. A Rejection Mind-Set: Choice Overload in Online Dating. Social Psychological and Personality Science. 2020;11(3):388-396. doi:10.1177/1948550619866189. https://doi.org/10.1177/1948550619866189 (閲覧日:2026年10月22日)
  2. 同上(出版社版の本文、ユトレヒト大学リポジトリ). https://dspace.library.uu.nl/handle/1874/409664 (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。