ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】「1秒」はセシウム原子が91億9263万1770回ふるえる時間:いまの時間の基準、セシウム原子時計を生んだ技術。1個の電子・1個のイオンをとらえる「わな」も(1989年ノーベル物理学賞)

わたしたちの「1秒」は、1967年から、セシウム原子がちょうど9,192,631,770回ふるえる時間と決められています。その基準となるセシウム原子時計を可能にしたのが、ラムゼー博士の「分離振動場法」です。1989年のノーベル物理学賞は、この方法を発明したラムゼー博士と、1個の電子や1個のイオンをわなにとらえて調べる技術を開発したデーメルト博士、パウル博士に贈られました。セシウム原子時計の精度は約10兆分の1(1989年当時)。水素メーザーは大陸の移動の測定にも使われ、1個のイオンの時計はセシウム時計をこえる安定性に近づいていました。

目次
  1. 原子は決まった「色」の光を出す
  2. 2つに分けた電磁場で、するどく測る
  3. セシウム原子時計と「1秒」
  4. 1個の電子、1個のイオンをとらえる「わな」
  5. 時間のテクノロジーつながり
  6. まとめ

プレ男「1秒」って、だれがどうやって決めてるの?

メル美セシウムっていう原子のふるえの回数で決まってるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は原子時計です。1989年のノーベル物理学賞の発表をもとにまとめました。

原子は決まった「色」の光を出す

2つに分けた電磁場で、するどく測る

プレ男2つに分けるだけで、精度が上がるのか!

セシウム原子時計と「1秒」

1個の電子、1個のイオンをとらえる「わな」

1秒は、セシウム原子が9,192,631,770回ふるえる時間と決められています。その基準のセシウム原子時計を可能にしたのが、電磁場を2つに分けるラムゼー博士の方法です。1個のイオンをとらえる技術も、さらに精密な時計へつながりました。

時間のテクノロジーつながり

プレ男91億回以上ふるえて、やっと1秒。原子ってせっかちだね。

メル美その正確さが、世界の時間の基準を支えてるんだね。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 1989. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/1989/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。