ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】細胞のエネルギー通貨「ATP」をつくる回転モーター:水素イオンの流れで軸がまわり、1回転でATPを3個。大人は安静でも1日に体重の約半分、激しく動くと1トン近くのATPをつくっては使う(1997年ノーベル化学賞)

体を動かすのも、神経が信号を伝えるのも、細胞の部品をつくるのも、エネルギーの「お金」としてATPが使われています。大人は安静にしていても、1日に体重の約半分にあたるATPをつくっては使い、激しく働くと1トン近くになることも。1997年のノーベル化学賞は、ATPをつくる酵素「ATP合成酵素」のしくみを明らかにしたボイヤー博士とウォーカー博士、そしてナトリウムとカリウムのバランスを保つ酵素を発見したスコウ博士に贈られました。ATP合成酵素は、水素イオンの流れで軸がまわる、分子の回転モーターでした。

目次
  1. 細胞のエネルギー通貨「ATP」
  2. ATPをつくる回転モーター
  3. 水車でコインをつくる
  4. もう1つの受賞:ナトリウム・カリウムのポンプ
  5. つながるテクノロジー
  6. まとめ

プレ男筋トレのエネルギーって、体の中でどうやってつくってるの?

メル美「ATP」っていうエネルギーのお金を、回転するモーターでつくってるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回はATP合成酵素です。1997年のノーベル化学賞の発表をもとにまとめました。

細胞のエネルギー通貨「ATP」

プレ男1日に体重の半分も!?ぜんぶ使い回してるのか。

ATPをつくる回転モーター

水車でコインをつくる

もう1つの受賞:ナトリウム・カリウムのポンプ

ATP合成酵素は、水素イオンの流れで軸がまわる分子の回転モーターで、1回転ごとにATPを3つつくります。大人は安静時でも1日に体重の約半分のATPをつくって使っています。

つながるテクノロジー

プレ男スクワットしてるとき、体の中で分子のモーターがまわってATPをつくってるんだね。

メル美水車でコインをつくるたとえ、わかりやすいね。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Chemistry 1997. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/1997/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。