ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】細胞はどうやって「酸素が足りない」と気づく?酸素が少ないとふえるスイッチ「HIF」。酸素が十分なときは目じるしをつけてすぐ分解。激しい運動、赤血球づくり、がんにも関係(2019年ノーベル生理学・医学賞)

動物は、食べたものをエネルギーに変えるのに酸素が必要です。でも、細胞が酸素の量の変化にどう合わせているのかは、長いあいだわかっていませんでした。2019年のノーベル生理学・医学賞は、そのしくみを明らかにした3人に贈られました。酸素が少なくなると「HIF-1α」というタンパク質がふえて、赤血球をふやすホルモン(EPO)などの遺伝子のスイッチを入れます。酸素が十分なときは、HIF-1αに目じるしがつき、すぐに分解されます。激しい運動中の筋肉、血管や赤血球づくり、免疫、そして貧血やがんにもかかわるしくみです。

目次
  1. 酸素の量に、細胞はどう合わせる?
  2. 酸素が少ないとふえるスイッチ「HIF」
  3. 酸素が十分なときは「目じるし」をつけて分解
  4. どこで役立っている?
  5. つながるテクノロジー
  6. まとめ

プレ男全力ダッシュしたら息が切れた…。体はどうやって「酸素が足りない」ってわかるの?

メル美細胞の中に、酸素の量で動くスイッチがあるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は細胞が酸素の量を感じるしくみです。2019年のノーベル生理学・医学賞の発表をもとにまとめました。

酸素の量に、細胞はどう合わせる?

酸素が少ないとふえるスイッチ「HIF」

プレ男酸素が少ないときだけふえるスイッチか!

酸素が十分なときは「目じるし」をつけて分解

どこで役立っている?

酸素が少なくなると、細胞の中でHIF-1αがふえて、赤血球をふやすホルモンなどの遺伝子のスイッチを入れます。酸素が十分なときは、目じるしがついてすぐ分解されます。

つながるテクノロジー

プレ男ダッシュで息が切れるとき、筋肉の中でHIFが働いてるのかも。

メル美体って、見えないところで細かく調整してるんだね。

体内時計の遺伝子のしくみは、体内時計はどう動く?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Nobel Assembly at Karolinska Institutet. Press release: The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2019. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2019/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。