ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】唐辛子はなぜ「熱い」、ミントはなぜ「冷たい」?温度と触覚のセンサーの発見。唐辛子の成分で見つけた熱のセンサー、細胞を1つずつつついて見つけた圧力のセンサー「Piezo」(2021年ノーベル生理学・医学賞)

暑い夏の日に芝生をはだしで歩くと、太陽の熱、風、足の裏の草の感触がわかります。でも、温度や圧力は、どうやって神経の電気信号に変わるのでしょうか。2021年のノーベル生理学・医学賞は、その答えを見つけた2人に贈られました。ジュリアス博士は、唐辛子の辛み成分カプサイシンを手がかりに、皮膚の神経の「熱のセンサー」TRPV1を発見。メントールを使って「冷たさのセンサー」TRPM8も見つかりました。パタプティアン博士は、細胞を細い管でつついて、圧力のセンサー「Piezo」を発見。Piezo2は触覚や、体の位置や動きを感じるのに欠かせないことがわかりました。

目次
  1. 熱さや手ざわりは、どうやって電気信号に?
  2. 唐辛子で見つけた「熱のセンサー」
  3. つついて見つけた「圧力のセンサー」
  4. Piezo2がないと、何が起こる?
  5. つながるテクノロジー
  6. まとめ

プレ男激辛ラーメンを食べると口が「熱い」し、ミントのガムは「スースー冷たい」。温度は変わってないのに、なんで?

メル美そのなぞを解いた研究がノーベル賞をとってるんだよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は温度と触覚のセンサーです。2021年のノーベル生理学・医学賞の発表をもとにまとめました。

熱さや手ざわりは、どうやって電気信号に?

唐辛子で見つけた「熱のセンサー」

プレ男唐辛子は熱のセンサーを、ミントは冷たさのセンサーを動かしてたのか!

つついて見つけた「圧力のセンサー」

Piezo2がないと、何が起こる?

唐辛子のカプサイシンは熱のセンサーTRPV1を、メントールは冷たさのセンサーTRPM8を動かします。圧力のセンサーPiezo2は、触覚や体の位置を感じるのに欠かせません。

つながるテクノロジー

プレ男次に激辛を食べたら「いまTRPV1が働いてる!」って思い出そう。

メル美ふだん当たり前の感覚にも、すごいしくみがあるんだね。

ホルモンや光、においを受けとる細胞の表面のセンサーは、ドキッとしたとき、細胞はどうやってアドレナリンを受けとる?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Nobel Assembly at Karolinska Institutet. Press release: The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2021. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2021/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。