便座が冷たいのは故障のサインかも:温水洗浄便座の事故は10年で69件、約8割は製造から10年以上の製品。異常に気づいたら止水栓を閉めて電源プラグを抜く【NITE】
ほとんどの家にある温水洗浄便座。でも、れっきとした電気製品です。NITE(製品評価技術基盤機構)によると、温水洗浄便座の事故は2014年から2023年の10年間に69件あり、約8割が製造から10年以上たった製品でした。中の部品の劣化や、異常・故障を放置して使いつづけたことで発火した事故が多く起きています。夏に「冷たくて気持ちいい」便座も、じつはヒーターが切れている故障かもしれません。定期的に点検し、異常や故障に気づいたら放置せず、すぐに止水栓を閉めて電源プラグを抜き、使うのをやめましょう。

プレ男うちのトイレ、最近便座がひんやりして夏にちょうどいいんだ。

メル美それ、便座のヒーターが切れてる故障かもしれないって、NITEが注意してるよ。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は温水洗浄便座です。NITE(製品評価技術基盤機構)の「温水洗浄便座は“電気製品”なんです!~経年劣化、故障放置による事故に注意~」(2024年7月25日)をもとにまとめました。
冷たい便座は、故障かも
- 夏は冷たい便座が気持ちいいかもしれませんが、長年使って便座の暖房ヒーターが断線している可能性があります
- 電気製品には寿命があります。温水洗浄便座が電気製品であることを知り、長年使った製品に故障や異常がないか、日々の確認で「気づく」ことが大切です。故障や異常を放置すると、最悪火災につながることもあります
事故は10年で69件、約8割が製造から10年以上
- 温水洗浄便座は、2016年に普及率が80%をこえ、水洗化されたほぼすべての家庭にあるほどになりました。そのぶん、長年使われつづけている製品がふえています
- NITEに通知された温水洗浄便座の事故は、2014年〜2023年の10年間に69件
- そのうち約8割が、製造から10年以上たった製品の事故でした。中の部品の経年劣化や、異常・故障を放置して使いつづけたことで発火した事故が多く起きています

プレ男うちのも、引っ越してきたときからついてるから、何年ものかわからないな…。
気をつけるポイント
- 定期的に点検し、異常や故障に気づいたら放置せず、すぐに使うのをやめる
- 異常に気づいたら、すぐに止水栓を閉め、電源プラグを抜く
- 手入れのときは、洗剤の正しい使い方を確かめる
- 使っている製品がリコールの対象でないか確かめる

温水洗浄便座の事故の約8割は、製造から10年以上たった製品でした。異常や故障に気づいたら放置せず、すぐに止水栓を閉めて電源プラグを抜き、使うのをやめましょう。
プラグやコンセントまわりの点検は家電が増えたら、コンセントまわりを点検、引越しの家電の注意は引越し・新生活の家電の事故へ。

プレ男本体の表示で製造年を見てみる。異常があったら、止水栓とプラグだね。

メル美トイレも電気製品だって、忘れがちだよね。
古い扇風機・エアコンと「設計上の標準使用期間」は、レトロな扇風機、40年・50年ものから出火へ。
まとめ
- 温水洗浄便座は電気製品。冷たい便座はヒーター断線の故障かも
- 事故は10年で69件、約8割が製造から10年以上の製品
- 経年劣化や故障の放置で発火した事故が多い
- 異常に気づいたら止水栓を閉め、電源プラグを抜いて使用中止
- 手入れの洗剤の使い方とリコールを確認
参考文献
- 製品評価技術基盤機構(NITE). 温水洗浄便座は“電気製品”なんです!~経年劣化、故障放置による事故に注意~(2024年7月25日). https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2024fy/prs240725.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。