ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】脳の中にも「GPS」がある:部屋の決まった場所で働く「場所細胞」と、六角形の方眼をつくる「格子細胞」。道を覚え、迷わず歩けるしくみ(2014年ノーベル生理学・医学賞)

自分がどこにいるのか、どうやって目的地まで行くのか。脳はどうやってまわりの地図をつくっているのでしょうか。2014年のノーベル生理学・医学賞は、脳の中の「GPS」を発見した3人に贈られました。オキーフ博士は1971年、ネズミが部屋の決まった場所にいるときだけ働く海馬の神経細胞「場所細胞」を発見。モーザー夫妻は2005年、近くの嗅内皮質で、六角形の方眼の点を通るたびに働く「格子細胞」を見つけ、座標の役割をすることを示しました。人にも同じ細胞があるとみられ、アルツハイマー病で道に迷うしくみの理解にもつながると期待されています。

目次
  1. 脳は、どうやって地図をつくる?
  2. 1971年、「場所細胞」の発見
  3. 2005年、六角形の「格子細胞」
  4. 人にもある?
  5. つながるテクノロジー
  6. まとめ

プレ男スマホの地図がないと、ぼくはすぐ道に迷う…。昔の人はどうやって道を覚えてたんだろう。

メル美脳の中にも「GPS」があるんだって。ノーベル賞の発見だよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は脳の中のGPSです。2014年のノーベル生理学・医学賞の発表をもとにまとめました。

脳は、どうやって地図をつくる?

1971年、「場所細胞」の発見

プレ男場所ごとに担当の細胞がいるのか!

2005年、六角形の「格子細胞」

人にもある?

脳の海馬には、決まった場所で働く「場所細胞」が、近くの嗅内皮質には六角形の方眼をつくる「格子細胞」があり、いっしょに脳の中のGPSとして働いています。

つながるテクノロジー

プレ男今度の休みは、地図を見ずに散歩して、脳のGPSを使ってみる。

メル美迷ったらスマホを見ていいからね。

記憶がシナプスにしまわれるしくみは、記憶は「シナプス」にあるへ。

まとめ


参考文献

  1. The Nobel Assembly at Karolinska Institutet. Press release: The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2014. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2014/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。