イヤホンで音楽を聴きながら歩くと、まわりの音は30dB以上聞こえにくくなる。耳に入れるタイプは最大65dB、自転車のベルに気づきにくい。屋外で使った人の8%が車や自転車と接触しそうに【東京都】
通勤や散歩でイヤホンをつけっぱなしにしていませんか。東京都の調査では、イヤホンで70dBほどの音量で音楽を聴くと、まわりの音を聞きとる力が30dB以上下がり、耳に入れる遮音性の高いタイプでは最大65dB下がりました。自転車のベルに気づきにくく、音量がもっと大きければ車のクラクションも聞こえるとは限りません。屋外でイヤホンを使う662人のうち8.0%が、車や自転車と接触しそうになるなど危険な目にあっていました。屋外ではなるべく使わず、自転車に乗りながらは絶対に使わないようにしましょう。

プレ男駅まで歩くときも、ずっとイヤホンで音楽。まわりの音は、なんとなく聞こえてるから大丈夫!

メル美東京都の調査だと、思っているよりずっと聞こえにくくなってるみたいだよ。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回はイヤホンをつけて外を歩くときの危険です。東京都の「危険! イヤホンからの音楽で周りの音が聞こえない!」(2008年3月17日)をもとにまとめました。少し前の調査ですが、イヤホンのしくみの話は今も同じです。
屋外で使う人の8%が「ヒヤリ」
- 屋外でイヤホンを使う662人のうち8.0%(53人)が、使っている最中に「車や自転車と接触しそうになった」などの危険な目にあっていました
- なかには「救急車に気づかなかった」という人もいました
まわりの音はどれくらい聞こえにくくなる?
- イヤホンで70dB(デシベル)ほどの音量で音楽を聴くと、まわりの音を聞きとる力が30dB以上下がりました
- 特に耳に入れるタイプなど遮音性の高いイヤホンでは、最大65dB下がりました
- 自転車のベルには気づきにくく、さらに大きな音量で聴いていると車のクラクションも聞こえるとは限りません

プレ男後ろから来る自転車のベル、聞こえてなかったかも…。
まわりがうるさいと、音量が上がる
- 静かな場所では、3分の1近くの人が60dB未満の音量を快適と感じました
- ところが73.2dBの騒がしい環境では、80dB以上を快適と感じた人が34%に
- ふだん音量に気をつけている人でも、まわりがうるさいと、思った以上の大きな音量で聴いてしまうおそれがあります
気をつけること
- 屋外でのイヤホンはなるべく使わない。まわりの音が聞こえないだけでなく、音楽に気をとられて注意力も散漫になり、後ろや死角から近づく車や自転車に気づけません
- 自転車に乗りながらの使用は絶対にやめる
- イヤホンを使うときは、音量に常に気をくばる
- まわりの人も、イヤホンの人にベルやクラクションが聞こえていると思いこまない

イヤホンで音楽を聴くと、まわりの音を聞きとる力が30dB以上、遮音性の高いタイプでは最大65dB下がりました。屋外ではなるべく使わず、自転車に乗りながらは絶対にやめましょう。
大きな音量で聴き続けることによる耳への影響はイヤホン難聴に注意、自転車のヘルメットは通販の自転車ヘルメット、「CE認証済」の表示へ。

プレ男歩くときは片づける。電車の中でも、音量は上げすぎないようにする。

メル美自転車のときは、絶対にはずしてね。
まとめ
- 屋外でイヤホンを使う人の8.0%が、車や自転車と接触しそうに
- 音楽を聴くと、まわりの音の聞こえは30dB以上、遮音性の高いタイプで最大65dB低下
- 自転車のベルに気づきにくく、クラクションも聞こえるとは限らない
- 騒がしい場所では音量が上がりがち(80dB以上を快適と感じる人が34%)
- 屋外ではなるべく使わない、自転車では絶対に使わない
参考文献
- 東京都. 危険! イヤホンからの音楽で周りの音が聞こえない!(2008年3月17日). https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/test/earphone_press.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。