スマホで「ウイルスが2個検出されました」の警告、指示どおり進むとクリーナーやVPNの有料アプリに。週900円・年24,200円の自動継続課金も。画面はタップせずタブを閉じる、入れてしまったら削除と解約【IPA】
スマホでサイトを見ていたら、突然「ウイルスが検出されました」「このままではSIMカードや写真が破損します」という警告。情報処理推進機構(IPA)によると、これは偽の警告で、指示どおりに進むと、公式ストアのクリーナーアプリやVPNアプリのインストールに誘導され、週900円や年24,200円などの高額な自動継続課金(サブスク)に登録させられることがあります。「キャンセル」や「閉じる」をタップしても次の画面に進む場合があるので、画面はタップせず、ブラウザのタブを閉じましょう。インストールしてしまったら、アプリを削除し、課金の登録を確かめて解約を。

プレ男スマホで動画サイトを見てたら、「お使いのiPhoneが13個のウイルスで深刻なダメージ」って出た!すぐクリーナーアプリを入れなきゃ!

メル美待って!それ、偽の警告で、高い有料アプリに誘導する手口なんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回はスマホの偽セキュリティ警告です。IPA(情報処理推進機構)の安心相談窓口だより「スマートフォンの偽セキュリティ警告から自動継続課金アプリのインストールへ誘導する手口にあらためて注意!」(2022年10月25日)をもとにまとめました。
こんな警告が出る
サイトを見ているときに、突然画面が切りかわり、セキュリティ警告や「フリーズする」といった表示が出ます。この警告は偽物で、内容に根拠はありません。
- 「警告!(機種名)がウイルスに感染しているので、早急の対応が必要です。このウィンドウは閉じないでください」
- 「(機種名)でウイルスが(2)個検出されました。対応策をとらないと、SIMカード、写真、連絡先がまもなく破損します」
- 「お使いのiPhoneが(13)個のウイルスにより深刻なダメージを受けています」
- 「VPNが推奨されます!接続が安全でない可能性があります」

プレ男機種名まで出てくるから、本物っぽく見えちゃうな…。
指示どおりに進むと
- 公式ストアにのっているアプリに誘導されます。クリーナーアプリ(動作を改善するという説明)やVPNアプリが多くなっています
- インストールして起動すると「ウイルスが検出されました」などと表示され、進むと自動継続課金(Androidでは「定期購入」、iPhoneでは「サブスクリプション」)の案内が出ることが多く、料金は週900円や年24,200円など高額な設定が多く見られます
- 「3日間は無料」などと誘導されることも。ID・パスワードを入れると登録が完了し、解約しないと料金が発生します
- 当初はAndroidで無料アプリを入れさせる手口がほとんどでしたが、その後iPhoneで有料アプリの相談がふえ、2021年ごろから再びAndroidの相談の割合がふえています
警告が出たら
- 画面はタップしない。「OK」はもちろん、「キャンセル」や「閉じる」でも、タップすると次の画面に進む場合があります
- ブラウザのタブを閉じる:Chromeは上の「タブ選択アイコン」、Safariは下の「タブ選択アイコン」を長押しして「タブを閉じる」
- ストアのインストール画面に誘導されても、インストールせずストアを閉じる
- 警告が出たら、まず本物かどうか(自分で入れたセキュリティアプリやブラウザの機能による表示か)を確かめる
インストールしてしまったら
- 必要なければアンインストール(削除)する
- 自動継続課金の登録があるか、Google PlayやAppleの案内にそって確かめ、必要なら解約する(IPAの別の資料では、アンインストールしても自動継続課金の料金がつづくケースがあるとしています)

スマホの「ウイルスが検出されました」という警告は偽物で、有料アプリに誘導する手口です。「キャンセル」や「閉じる」もタップせず、ブラウザのタブを閉じましょう。
サブスクの思わぬ請求は「3日間200円」のトライアルのはずが毎月6,000円?、アプリのアクセス権限はアプリの「許可」、全部OKにしていない?へ。

プレ男タブの長押しで閉じる方法、いま練習しておく。

メル美課金の登録がないかも、ストアで確かめてね。
ブラウザの通知を悪用する手口は、「ロボットではありません」のつもりで「許可」を押したらへ。
まとめ
- スマホの「ウイルスが○個検出」の警告は偽物
- 指示どおりに進むと、クリーナー・VPNアプリと自動継続課金(週900円・年24,200円など)
- 画面はタップしない(「キャンセル」「閉じる」も)。タブを長押しして閉じる
- 入れてしまったら削除し、課金の登録を確認して解約
- 警告が本物か(自分のアプリやブラウザの表示か)を確かめる
参考文献
- 情報処理推進機構(IPA). 安心相談窓口だより スマートフォンの偽セキュリティ警告から自動継続課金アプリのインストールへ誘導する手口にあらためて注意!(2022年10月25日). https://www.ipa.go.jp/security/anshin/attention/2022/mgdayori20221025.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 情報処理推進機構(IPA). 安心相談窓口だより iPhoneに突然表示される不審なカレンダー通知に注意(2020年3月30日). https://www.ipa.go.jp/security/anshin/attention/2020/mgdayori20200330.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。