「3日間200円」のトライアルのはずが毎月6,000円?サブスクの思わぬ請求:SNS広告の占い・フィットネスアプリ、会員登録中の「スタート」ボタンが海外事業者の広告だった例も。申しこむ前に利用規約、カード明細は毎月確認【国民生活センター】
動画や音楽、アプリの月額サービス(サブスク)は便利ですが、思わぬ請求のトラブルが多くなっています。国民生活センターによると、サブスクの相談は2021年度以降、毎月500件ほど。SNS広告で見た占いサイトの「3日間で約200円」のトライアルに申しこんだら、毎月約6,000円のサブスクになっていた、会員登録中に出た「スタート」ボタンを押したら、じつは海外事業者の広告で、知らないうちにサブスク契約していた、といった例があります。申しこむ前にトライアルの条件と解約方法を利用規約で確かめ、カードの明細を毎月確認しましょう。

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こんにちは、Dr. Taro です。 今回はサブスクの思わぬ請求です。国民生活センターの「『解約したはず!』『契約してない!』と思い込んでいませんか? 予期せぬ“サブスク”の請求トラブルに注意!」(2021年10月7日)、「その『スタート』ボタン、実は海外事業者の広告かも!?」(2024年5月29日)、「海外事業者とのサブスク契約だったなんて!」(2025年4月22日)をもとにまとめました。
サブスクとは
- 決められた料金を定期的に払うことで、一定期間サービスを使える契約です。一般的に、解約しないかぎり自動で支払いがつづきます
- 使っていなくても料金がかかります
- 無料のお試し期間があっても、期間中に解約しなければ有料プランに自動で移行することがあります
- サブスクの相談は、2021年度以降、毎月500件ほど寄せられていました(2021年の資料)
こんな相談がありました
- SNS広告を見て、占いサイトの「3日間で約200円」のトライアルに申しこんだら、サブスク代金約6,000円も引き落とされていた。海外のサイトのようで、解約のしかたがわからない(2025年、20代女性)
- SNS広告で契約したフィットネスアプリを解約したつもりが、毎月約7,000円の引き落としがつづいていた。問い合わせると英語で返事が来た(2025年、50代女性)
- 友人がなくした携帯電話を探そうと、位置情報を検索できるサイトに約200円を払ったら、サブスクになっていて、毎月約3,000円が引き落とされた(2025年、30代男性)
- 1週間の無料体験でダイエットトレーニングアプリを入れ、退会したと思っていたら課金がつづいていた
- 動画配信サービスの解約を忘れ、使っていないのに請求された

プレ男200円のつもりが毎月6,000円…。しかも英語でしか連絡できないのはきついな。
その「スタート」ボタン、広告かも
- 国内のサイトに会員登録しているときや、2次元コードを読みとって開いた画面、アプリをダウンロードする途中の画面に出た「スタート」「OK」「今すぐ視聴する」などのボタンが、じつは海外事業者の広告だった、という相談が多く寄せられています
- 自分が使おうとしている国内のサイトの表示だとかんちがいして押し、クレジットカード情報を入力して、海外事業者とのサブスク契約になっていました
- 「スタート」などのボタンが出ても、広告ではないか確かめましょう。登録完了メールが届いていないかも確認を
最初からチェックが入っている
見守り新鮮情報 第509号(2025年4月24日)より。
- ネットで約1,000円のサプリを1箱のつもりで注文したら6箱届き、請求は2万円。サイトを見なおすと「3カ月コース」に最初からチェックが入っていた
- ネットでDVDを買ったら、翌月、覚えのない月額約300円のサブスクの引き落とし。申込画面で、サブスクに入会する選択肢に最初からチェックが入っていて、外さずに注文すると入会になるしくみだった
- 追加料金がかかる選択肢に、気づきにくい形で最初からチェックが入っているサイトがあります。注文を確定する前に最終確認画面で、内容・支払総額・取引条件を必ず確かめる
- 特定商取引法では、最終確認画面で販売価格や提供期間などの重要な事項をかんたんに確かめられる表示が義務づけられています。誤解させる表示なら、申込みを取り消せる可能性も。契約画面はスクリーンショットで保存しておきましょう
申しこむ前・申しこんだあと
- SNS広告から開いたアプリやサイトは、登録する前に利用規約(英語では「Terms and Conditions」)を確かめる。トライアルの条件(何日・何回まで無料か)、サブスクに移る条件、解約の条件と方法
- 続けるつもりがなければ、期間内に解約する
- 日本語のサイトでも、運営は海外事業者のことがあります
- 申しこむ前に、契約相手の事業者名・サービス内容・解約方法を確かめる。申しこみの登録情報は解約に必要なので忘れない
- 解約は、事業者の公式サイトで手続き方法を確かめる
- クレジットカードなどの明細を毎月確認し、使っていないサブスクの支払いがないか見る
困ったときは消費生活センター(消費者ホットライン188)へ。海外事業者とのトラブルは、国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)にも相談できます。

サブスクは、使っていなくても料金がかかり、解約しないかぎり支払いがつづきます。申しこむ前にトライアルの条件と解約方法を確かめ、カードの明細を毎月確認しましょう。
サプリや化粧品の「お試し」が定期購入になるトラブルは「初回90%オフ」「お試し」のつもりが「定期購入」に、家のWi-Fiの契約の注意は「実質無料」のはずが解約したら本体代を請求?、スマホの乗りかえはスマホの乗りかえ、いくらかかる?へ。

プレ男申しこむ前に、無料期間と解約方法を見る。カードの明細も今夜チェックしよう。

メル美使ってないサブスクが見つかるかもね。
フードデリバリーのアプリのトラブルは、デリバリーアプリで、届いていないのに自動キャンセル&代金請求?へ。
友だちから届く「プレゼントが当たる」メッセージの手口は、友だちからLINEで「プレゼントが当たる」へ。
スマホの偽セキュリティ警告から有料アプリへ誘導する手口は、スマホで「ウイルスが2個検出されました」の警告へ。
テレビショッピングの返品・定期購入の注意は、親がテレビショッピングでマッサージ器へ。
もしものときのスマホの契約とパスワードは、もしものとき、家族はあなたのスマホを開けられる?へ。
まとめ
- サブスクは使っていなくても課金、解約しないかぎりつづく。相談は毎月500件ほど(2021年度以降)
- 「3日間200円」のトライアルが毎月約6,000円に、などSNS広告がきっかけの例が多い
- 会員登録中の「スタート」ボタンが海外事業者の広告だったことも
- 申しこむ前に利用規約でトライアルの条件と解約方法を確認
- カードの明細を毎月確認。困ったら188、海外事業者ならCCJも
- 追加料金の選択肢に最初からチェックが入っていないか、最終確認画面で確かめる
参考文献
- 国民生活センター. 「解約したはず!」「契約してない!」と思い込んでいませんか? 予期せぬ“サブスク”の請求トラブルに注意!(2021年10月7日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20211007_1.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 会員登録時に注意!意図せず別サイトに誘導され、サブスク契約してしまうトラブル-その「スタート」ボタン、実は海外事業者の広告かも!?-(2024年5月29日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240529_2.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 海外事業者とのサブスク契約だったなんて!-申込前に契約内容の確認を-(2025年4月22日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20250422_2.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 見守り新鮮情報 第509号 ネット通販 あらかじめ入っているチェックに注意(2025年4月24日). https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen509.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。