
プレ男休みの日は、気づいたら10時間ゲームしてるんだ。やめようと思っても、つい「あと1回」ってなっちゃって…。

メル美ゲームの「依存」って、病気として扱われることもあるって聞いたよ。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、ゲームやネットの「依存」の話です。厚生労働省の補助事業として国立病院機構久里浜医療センターが行った「ネット・ゲーム使用と生活習慣に関する実態調査」(令和6年度)の報告書をもとにまとめました。
国の全国調査
- 全国の10〜80歳から無作為に選ばれた9,000人に郵送でアンケートを行い、4,765人が回答しました(2025年1月〜3月ごろ)
| 項目 | 全体 |
|---|---|
| インターネットの病的使用の疑い | 6.2% |
| SNSの病的使用の疑い | 1.7% |
| ゲーム行動症の疑い | 3.8% |
- いずれも、若い世代(10〜29歳)で割合が高くなっていました
- 2018年度の調査とくらべて、インターネットの病的使用の疑いは有意に増えていました
ゲーム行動症の疑い、10代男性は17.1%
年代別のゲーム行動症の疑い(GAMES-Testで5点以上)は、
| 年代 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 10代 | 17.1% | 7.6% |
| 20代 | 12.2% | 4.2% |
| 30代 | 8.2% | 4.7% |
| 40代 | 2.4% | 1.1% |
| 50代 | 2.3% | 1.0% |
- 若い男性ほど高い傾向がはっきり出ています

プレ男20代男性の8人に1人くらいが「疑い」なんだ…。オレも当てはまるかも。
WHOの病気の分類にも
- 調査報告書によると、「ゲーム行動症」は、WHO(世界保健機関)の国際疾病分類の第11版(ICD-11)に収載されています

国の全国調査では、ゲーム行動症の疑いは10代男性で17.1%、20代男性で12.2%と、若い男性に多くみられました。ゲーム障害はWHOの病気の分類にも載っています。
気になったら
- ゲームやネットのせいで、睡眠、仕事や学業、人間関係、お金などに問題が出ているのにやめられないと感じたら、ひとりで抱えずに相談しましょう
- 相談先の例:各都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センター、保健所、依存症の専門医療機関
- ゲームに課金がからむトラブルや、オンラインカジノのような違法なギャンブルにも注意が必要です(オンラインカジノ)
- 子どものスマホの使い方は、フィルタリングの記事もどうぞ

メル美まずは「週末は何時まで」って、自分でルールを決めてみたら?うまくいかなかったら、相談すればいいんだし。
SNSとの距離のとり方は、SNSを減らすと、気分は上向く?にまとめています。
まとめ
- 国の全国調査(令和6年度):ネットの病的使用の疑い6.2%、SNS 1.7%、ゲーム行動症の疑い3.8%
- 若い世代ほど高く、ネットの病的使用の疑いは2018年度より増加
- ゲーム行動症の疑いは10代男性17.1%、20代男性12.2%
- ゲーム障害はWHOの病気の分類(ICD-11)に
- 生活に支障が出てもやめられないなら、ひとりで抱えず相談
参考文献
- 国立病院機構久里浜医療センター. ネット・ゲーム使用と生活習慣に関する実態調査 令和7年度研究報告書(厚生労働省 令和6年度依存症に関する調査研究事業). https://www.ncasa-japan.jp/pdf/document114.pdf (閲覧日:2026年9月29日)
- 厚生労働省. ゲーム依存(ゲーム行動症)・ネット依存の全国調査について. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000149274_00002.html (閲覧日:2026年9月29日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。