基礎知識2026年10月12日

数字で見る日本のA型肝炎(2019〜2025年):2024年137件、2025年132件とふたたび増加。感染経路の4割は不明。海外での感染も3割に。60歳未満の99%は免疫がない

国立健康危機管理研究機構の「病原微生物検出情報(IASR)」2026年3月号の特集「A型肝炎 2019〜2025年」をもとに、日本のA型肝炎の動きをまとめました。A型肝炎の届出は、男性間の性的接触を中心に流行した2018年に926件に達したあと、2021〜2023年はこれまでにない少なさでしたが、2024年は137件、2025年は132件とふたたび増えています。2020〜2025年の感染経路は、経口感染が56%、男性間の性的接触が3%で、39%は不明でした。2024年以降は海外での感染が約3割をしめ、60歳以上の人の割合もふえています。60歳未満の99%はA型肝炎の免疫をもっていないと推定され、ワクチンで予防できます。

目次
  1. 届出の動き
  2. どこで、どうやって感染した?
  3. 年齢・性別
  4. 免疫がない人が多い
  5. まとめ

プレ男A型肝炎がふえているってニュースを見たよ。日本ではどのくらいあるの?

メル美食べ物でうつるイメージだけど、性行為でもうつるんだよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、日本のA型肝炎の数字の話です。国立健康危機管理研究機構の「病原微生物検出情報(IASR)」2026年3月号の特集「A型肝炎 2019〜2025年」をもとにまとめました。A型肝炎そのものについてはA型肝炎ってどんな病気?を見てください。

届出の動き

IASRによると、

どこで、どうやって感染した?

IASRによると、

年齢・性別

IASRによると、

日本では、60歳未満の99%がA型肝炎の免疫をもっていないと推定されています。A型肝炎はワクチンで長く予防できます。

免疫がない人が多い

IASRによると、

プレ男感染経路がわからない人も多いんだね。免疫がない人が多いから、ワクチンのことも知っておきたいな。

ワクチンについてはA型肝炎ワクチン、2026年の速報は【2026年9月の速報】エムポックスは前年の約32倍、A型肝炎は約3倍を見てください。

まとめ


参考文献

  1. 国立健康危機管理研究機構. 病原微生物検出情報(IASR)Vol.47 No.3(No.553)2026年3月 特集 A型肝炎 2019〜2025年. https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/iasr/pathogens/vol47/553/553t.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。