予防2026年10月12日

HIVのワクチンはある?:いまはまだない。世界で開発が続いている。今ある予防法は、コンドーム・PrEP・治療で検出限界未満(U=U)・PEP

HIVを予防するワクチンについて、米国保健福祉省のHIV.govのページ「HIV Vaccine Development」(2026年8月28日更新)をもとにまとめました。いま、HIVの感染を防ぐワクチンはありません。米国国立衛生研究所(NIH)などの支援で、世界の研究者が開発を続けています。治験で試されているワクチンからHIVに感染することはありません。HIV.govは、治療でウイルスが検出限界未満になればセックスでうつさないこと、PrEP(曝露前予防)があることを紹介したうえで、すべての人に届く予防の手段をふやすためにワクチンが必要だとしています。

目次
  1. いまは、HIVを防ぐワクチンはない
  2. なぜワクチンが必要?
  3. なぜ開発がむずかしい?
  4. いまある予防の方法
  5. まとめ

プレ男B型肝炎やHPVにはワクチンがあるよね。HIVのワクチンってないの?

メル美もうすぐできるって話も聞くけど、どうなんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、HIVのワクチンの話です。米国保健福祉省のHIVの情報サイト「HIV.gov」のページ「HIV Vaccine Development」(2026年8月28日更新)をもとにまとめました。

いまは、HIVを防ぐワクチンはない

HIV.govによると、

いまは、HIVの感染を防ぐワクチンはありません。世界で開発が続いています。

なぜワクチンが必要?

HIV.govは、

なぜ開発がむずかしい?

国立健康危機管理研究機構の「病原微生物検出情報(IASR)」2025年10月号の「HIV基礎研究:近年15年の潮流」によると、

いまある予防の方法

ワクチンがない今、HIVを防ぐ方法には、

があります。そして、検査を受けて自分の状態を知ることが、すべての出発点です。

プレ男ワクチンを待つんじゃなくて、いまある方法を組み合わせればいいんだね。

PrEPはPrEP(HIVの曝露前予防)とは?、U=UはU=U、PEPはPEP(HIVの曝露後予防)とは?を見てください。

まとめ


参考文献

  1. HIV.gov(米国保健福祉省). HIV Vaccine Development(2026年8月28日更新). https://www.hiv.gov/hiv-basics/hiv-prevention/potential-future-options/hiv-vaccines (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 山本浩之(国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所エイズ研究センター). HIV基礎研究:近年15年の潮流(IASR Vol.46 p205-206: 2025年10月号). https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/iasr/pathogens/vol46/548/548r08.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。