東京ガチ婚活

マス 108STAGE 2 出会い方

職場で出会う結婚が減ると、結婚も減る?国立社会保障・人口問題研究所の研究者の分析(2005年)では、1972〜2002年の初婚率の低下の約5割がお見合い結婚の減少、4割近くが「職場や仕事で」出会う結婚の減少で説明できた

  • マジ男
  • デア子

2026年10月22日

「昔は職場で出会って結婚する人が多かった」とよく聞きます。国立社会保障・人口問題研究所の岩澤美帆さんと三田房美さんは、国の出生動向基本調査の夫婦の出会いのきっかけのデータを使い、1972〜2002年の30年間に未婚女性の初婚率が下がった理由を、出会い方ごとに分けて分析しました(『日本労働研究雑誌』535号、2005年)。低下分の約5割はお見合い結婚の減少、4割近くは職場や仕事で出会う結婚(職縁結婚)の減少で説明でき、学校・友人・街中などでの出会いによる結婚は40年間ほとんど変わっていませんでした。論文の原文から、数字と注意点をまとめます。

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目次
  1. どんな研究?
  2. わかったこと(1):出会い方の主役が入れかわった
  3. わかったこと(2):未婚の人が結婚する確率が下がった
  4. わかったこと(3):低下の大部分は「お見合い」と「職場」の減少
  5. なぜ職場の出会いが減ったのか(論文の考察)
  6. 研究の限界
  7. いまにつなげると
  8. まとめ

マジ男うちの親は職場結婚なんだ。昔は社内で出会うのがふつうだったって言うけど、ぼくの職場ではそんな話、ほとんど聞かないなあ。

デア子わたしも、職場には出会いがないから困ってるの。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、職場の出会いの減少と、結婚の減少の関係を調べた研究です。国立社会保障・人口問題研究所(当時)の岩澤美帆さんと三田房美さんの論文「職縁結婚の盛衰と未婚化の進展」(『日本労働研究雑誌』No.535、2005年、労働政策研究・研修機構)の原文をもとにまとめました。2005年の論文で、データは2002年までのものです。

どんな研究?

わかったこと(1):出会い方の主役が入れかわった

わかったこと(2):未婚の人が結婚する確率が下がった

わかったこと(3):低下の大部分は「お見合い」と「職場」の減少

未婚女性1,000人あたりの初婚(全年齢) 論文の説明
見合い結婚 1960年代は約30件。その後下がり続け、論文の時点では約3件
恋愛結婚 1960年代前半は35件、1970年代前半に56件まで上がったあと下がり、1980年代後半以降は40件前後

マジ男減ったのは、お見合いと職場の出会いの分だったんだ。

なぜ職場の出会いが減ったのか(論文の考察)

この研究では、30年間の初婚率の低下の大部分が、お見合いと職場の出会いによる結婚の減少で説明できました。「出会いがない」と感じるのは、個人の努力不足だけではなく、社会のしくみの変化も大きい、というのが論文の見方です。

研究の限界

いまにつなげると

デア子職場に出会いがないのは、わたしのせいじゃなかったんだ。じゃあ、職場の外に出会いの場をつくってみる。

マジ男残業を減らして、出会いに使える時間を確保するところからだね。

まとめ


参考文献

  1. 岩澤美帆, 三田房美. 職縁結婚の盛衰と未婚化の進展. 日本労働研究雑誌. 2005;(535):16-28. 労働政策研究・研修機構. https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2005/01/pdf/016-028.pdf (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。