こたつ布団をやぐらの中に押しこんでいない?ヒーターにふれて焦げる。外したヒーターユニットを床に置いて使い3棟全焼の火災も、電源コードは2か所で固定、しまうときヒーターに巻きつけない【NITE】
ひとり暮らしの部屋にも置きやすい電気こたつ。NITE(製品評価技術基盤機構)の製品安全情報マガジンによると、こたつ布団をやぐらの中に押しこんでヒーターにふれて焦げた、本体から外れたヒーターユニットを床に置いて使い建物3棟が全焼した、電源コードを固定せずに踏んで半断線し出火した、しまうときコードをヒーターユニットに巻きつけて断線した、といった事故があります。布団や座椅子をヒーターに近づけない、洗濯物を乾かさない、寝るときや出かけるときは消す、コードは取扱説明書のとおり固定し、シーズンの前に点検と掃除をしましょう。

プレ男こたつ布団がはみ出してじゃまだから、やぐらの中に押しこんでる。中で洗濯物も乾かせて一石二鳥!

メル美どっちも、ヒーターにふれて焦げたり燃えたりした事故があるんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は電気こたつです。NITE(製品評価技術基盤機構)の製品安全情報マガジン Vol.395「電気こたつの事故」と Vol.418「電気暖房器具の事故」をもとにまとめました。
こんな事故がありました
- 家族がつまずかないように、こたつ布団をやぐらの中に押しこんだら、布団がヒーターの保護カバーにふれて焦げた。本体と取扱説明書には「ふとんをやぐらの中に押し込んで使用しない」と書かれていました
- 本体から外れたヒーターユニットを、こたつの中の床に置いて使っていたら、こたつ布団などにふれて出火し、建物3棟が全焼。本体には「ヒーターユニットを床などに置いて使うことは絶対にしない」と書かれていました
- 電源コードをやぐらの脚で固定していなかったため、コードがテーブルの中央から垂れさがり、踏むなどして半断線し、異常発熱して出火。取扱説明書には「電源コードを必ず2か所で固定する」と書かれていました
- しまうときに電源コードをヒーターユニットに巻きつけていたため、くり返し曲げられて芯線が切れ、火花が出て火災に。火災警報器が鳴って気づきました

プレ男コードをヒーターに巻きつけてしまうの、毎年やってた…。
気をつけるポイント
燃えやすいものを近づけない
- 布団などをやぐらの中に押しこまない。座椅子や座布団もヒーターユニットに近づいていないか注意
- こたつで衣類などを乾かさない
- ヒーターユニットを床に置いたり、ヒーターユニットだけで使ったりしない
つけっぱなしにしない
- 寝るときは使わない。こたつでは低温やけどのおそれもあります
- その場を離れるときや出かけるときは、電源を切ってプラグを抜く
電源コードを大事に
- コードは取扱説明書のとおりに固定する。固定しないと、出入りのときに足を引っかけるなどして断線・ショートのおそれ
- 机(こたつ)や椅子の脚でコードを踏んでいないか確かめる。片づけるときに無理に引っぱらない。抜くときはプラグを持って
- しまうとき、コードをヒーターユニットにきつく巻きつけない
- シーズンの初めや使う前にコードの破損を、使っている間は触れないほど熱くなっていないかを点検。異常があれば使用を中止し、自分で改造・修理しない
掃除をする
- 電源プラグのほこりに注意(トラッキング現象のおそれ)。毎年使いはじめる前と、シーズン中も定期的に掃除する

こたつ布団をやぐらの中に押しこむと、ヒーターにふれて火災の原因になります。こたつは寝るときに使わず、出かけるときは電源を切ってプラグを抜きましょう。
電気ストーブやファンヒーターは冬のストーブ・ファンヒーターは「距離」、電気毛布・電気カーペットは電気毛布・電気あんか・電気カーペット、低温やけどは湯たんぽ・カイロ・電気あんかで「低温やけど」へ。

プレ男布団は押しこまない、洗濯物も入れない。寝るときはこたつを出てベッドへ。

メル美出す前に、コードとプラグのほこりもチェックしてね。
まとめ
- こたつ布団をやぐらの中に押しこまない。座椅子・座布団も近づけない、洗濯物を乾かさない
- ヒーターユニットを床に置いて使わない(3棟全焼の火災も)
- 寝るとき・出かけるときは消してプラグを抜く
- 電源コードは取扱説明書のとおり固定、踏まない、しまうとき巻きつけない
- シーズン前にコードの点検とプラグの掃除
参考文献
- 製品評価技術基盤機構(NITE). 製品安全情報マガジン Vol.395「電気こたつの事故」(2021年12月28日). https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2021fy/vol395_211228.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 製品評価技術基盤機構(NITE). 製品安全情報マガジン Vol.418「電気暖房器具の事故」(2022年12月13日). https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/2022fy/vol418_221213.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。