ガジェット2026年10月4日

冬のストーブ・ファンヒーターは「距離」と「点検」:暖房器具の事故は5年で596件、12月がピーク。洗濯物を乾かさない、去年の灯油を使わない、給油は火を消してから【NITE】

NITE(製品評価技術基盤機構)によると、2020〜2024年の5年間に通知された主な暖房器具の事故は596件で、約8割は電気と石油のストーブ・ファンヒーター。毎年11月ごろから増えて12月がピークです。電気暖房器具は電源コード・プラグの傷み、転倒したら止まる機能、リコール対象かを点検。石油暖房器具は、ほこりの掃除、揺れで消える装置の確認、去年の灯油を使わない、ガソリンとの取りちがえに注意、給油口のふたをしっかり閉める。使うときは壁や燃えやすいものから距離をとり、洗濯物を乾かさない。4+1のポイントをまとめました。

目次
  1. 暖房器具の事故は、毎年100件前後
  2. 「電気」暖房器具の4つの点検ポイント
  3. 「石油」暖房器具の4つの点検ポイント
  4. +1:使うときは「距離」を
  5. あわせて
  6. まとめ

プレ男そろそろ寒くなってきたから、押し入れの石油ファンヒーターを出そうと思って。去年の灯油もポリタンクに残ってるし、ちょうどいい!

メル美去年の灯油って、使って大丈夫なの?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、冬の暖房器具の話です。NITE(製品評価技術基盤機構)の注意喚起「ストーブとの程よい距離感が大切です 『電気』『石油』暖房器具の事故を防ぐ4+1のポイント」(2025年10月30日)をもとにまとめました。

暖房器具の事故は、毎年100件前後

NITE に通知された製品事故のうち、2020〜2024年の5年間の主な暖房器具の事故は596件でした。

プレ男石油暖房器具は、亡くなる事故がこんなに…。

「電気」暖房器具の4つの点検ポイント

  1. 電源コードやプラグが変形・破損していないか、たこ足配線になっていないか。使っているときに焦げくさいにおいや、異常に熱いところがないか
  2. 本体に変色や変形などがないか
  3. 転倒時オフ機能(倒れたらヒーターが止まる機能)が正しく働くか。スイッチを入れた直後に、ヒーター側を上にして倒し、加熱が止まるか確かめる(ヒーターの近くは熱いので、やけどに注意)
  4. リコール対象の製品ではないか。電気暖房器具では、リコール対象なのに対応していない製品の事故が多くなっています

コードやコンセントの点検は、家電が増えたら、コンセントまわりを点検へ。

「石油」暖房器具の4つの点検ポイント

  1. ほこりを取る。使い始める前と、シーズン中も定期的に。石油ストーブにほこりがたまると、燃え方が悪くなったり、炎が逆流してほこりに燃え移ったりするおそれがあります
  2. 対震自動消火装置(揺れたら火が消える装置)が正しく働くか。取扱説明書の方法で確かめる
  3. 新しい灯油を使う。去年の灯油は使わない。灯油は劣化するので、持ち越すと異常燃焼や一酸化炭素がたくさん出るおそれがあります。残っていたら、灯油を買った販売店に処分を相談
  4. カートリッジタンクの給油口のふたが確実に閉まっているか、漏れがないかを確かめる。給油するときは、必ず先に火を消す

メル美去年の灯油、やっぱり使っちゃダメなんだ。一酸化炭素も出るなんて。

+1:使うときは「距離」を

暖房器具の事故は12月がピークです。使い始める前に点検を。石油ストーブには去年の灯油を使わず、給油は火を消してから。ストーブのまわりで洗濯物は乾かさないようにしましょう。

あわせて

プレ男去年の灯油は、買ったお店に相談する。ファンヒーターのほこりも掃除してから使おう。

メル美うちの電気ストーブ、倒したら止まるか確かめてみる。

雪国の冬の機械の事故は、除雪機の事故は10年で38件へ。

屋外のガス給湯器のまわりの事故と点検は、ベランダのガス給湯器のそばに洗濯物を干すとへ。

まとめ


参考文献

  1. 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE). ストーブとの程よい距離感が大切です 「電気」「石油」暖房器具の事故を防ぐ 4+1 のポイント(2025年10月30日). https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2025fy/prs251030.html (閲覧日:2026年10月4日)
  2. 同 発表資料(PDF). https://www.nite.go.jp/data/000159473.pdf (閲覧日:2026年10月4日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。