ガジェット2026年10月4日

地震のあと、電気がもどった瞬間に火事に?「通電火災」を防ぐ:避難するときはブレーカーを切る、家電は1台ずつ。揺れで電気を止める「感震ブレーカー」も

消防庁の令和6年版消防白書によると、過去の大規模地震で起きた火災のうち、電気が原因のものは半数以上を占めていました。NITE(製品評価技術基盤機構)は2026年8月、地震のときと電気がもどるときの注意点をまとめました。揺れがおさまったら電気製品のスイッチを切ってプラグを抜く、避難するときは分電盤のブレーカーを切る、もどったら製品の損傷や水没を確かめ1台ずつコンセントに差す。不在でも揺れを感じて電気を止める「感震ブレーカー」、ガスの注意もまとめました。

目次
  1. 地震の火災は「電気」が原因のことが多い
  2. ふだんからできること
  3. 揺れがおさまったら(身の安全が最優先)
  4. 電気がもどるとき
  5. 感震ブレーカーとは
  6. あわせて備えたいこと
  7. まとめ

プレ男大きな地震が来たら、とにかく外に逃げればいいんでしょ?家の電気のことまで考えてなかった。

メル美停電から電気がもどったときに、火事になることがあるって聞いたよ…。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、地震のあとの「通電火災」の話です。NITE(製品評価技術基盤機構)の注意喚起「事例から学ぶ、地震後の電気・ガスによる二次被害」(2026年8月27日)と、消防庁の「令和6年版 消防白書」をもとにまとめました。

いちばん大事なのは、まず自分の身の安全です。そのうえで、できる範囲でやっておきたいことを紹介します。

地震の火災は「電気」が原因のことが多い

なぜ、電気がもどると火事になるの?

NITE によると、

プレ男自分が家にいないあいだに電気がもどって、火事になることもあるのか…。

ふだんからできること

揺れがおさまったら(身の安全が最優先)

避難したときに停電や製品の損傷がなくても、そのあとの余震で同じことが起きる可能性があります。

地震のときは、まず身の安全を。そのうえで、避難するときは分電盤のブレーカーを切りましょう。電気がもどるときに火事になる「通電火災」を防ぐためです。

電気がもどるとき

  1. ブレーカーが切れているか確かめる。家にいなかった、避難のとき余裕がなかった、という場合は、帰ったらまずブレーカーを切り、プラグを抜く
  2. 電気製品がこわれていないか、水に浸かっていないかを確かめる。損傷・浸水した電気製品やガス・石油機器は、そのまま使わない。中に水や泥、塩分が残っていると、火災や不完全燃焼のおそれがあります。メーカーや販売店に点検・修理を相談
  3. 見た目に異常がなければ、ブレーカーを入れ、電源プラグを1台ずつコンセントに差して、様子を見ながら使う
  4. エラー表示が出たら、取扱説明書で内容を確かめる。無視して使いつづけない
  5. 変な音・においがしたら、すぐに使うのをやめて、メーカーや販売店に相談する
  6. 変形した電源プラグは使わない

感震ブレーカーとは

メル美コンセントにつけるタイプもあるんだ。賃貸でも使えるか、調べてみよう。

あわせて備えたいこと

プレ男まず分電盤の場所を確認して、ストーブのまわりを片づける。感震ブレーカーの助成がないかも調べる!

メル美避難するときは、ブレーカーを切る。家族にも伝えておくね。

まとめ


参考文献

  1. 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE). 事例から学ぶ、地震後の電気・ガスによる二次被害 通電火災・ガス事故を防ぐチェックポイント(2026年8月27日). https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2026fy/prs260827.html (閲覧日:2026年10月4日)
  2. 同 発表資料(PDF). https://www.nite.go.jp/data/000162206.pdf (閲覧日:2026年10月4日)
  3. 総務省消防庁. 令和6年版 消防白書 Topics 3 感震ブレーカーの普及推進. https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r6/topics/68739.html (閲覧日:2026年10月4日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。