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都市伝説にマジレスCERNの加速器LHCがブラックホールを作って地球が飲みこまれる?答えは「宇宙線が約45億年、地球の上で同じ実験を約10万回くり返してきた。地球はまだある」

2008年に動きだしたCERN(欧州原子核研究機構)の大型加速器LHC。「小さなブラックホールができて地球が飲みこまれる」といううわさが広がりました。CERNの安全評価グループの報告(2008年、論文として掲載)によると、LHCの衝突よりエネルギーの高い宇宙線は、地球ができてから3×10の22乗個以上も地表に降りそそいでいて、自然はLHCの実験を約10万回分すでに行っています。それでも地球も太陽も無事。報告の中身をまとめました。

2026年10月22日

目次
  1. LHCってどんな装置?
  2. うわさのもと:「小さなブラックホール」
  3. いちばん強い答え:「自然がもう、同じ実験をしている」
  4. 「もし消えないブラックホールができたら?」にも答えている
  5. 「わからない」ときの確かめ方
  6. まとめ

プレ男スイスの巨大な実験装置で、ブラックホールができちゃうって本当?地球が飲みこまれたらどうしよう…。

メル美「ブラックホール」って聞くと、こわくなるよね。研究している人たちは、どう考えたんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 「都市伝説にマジレス」、今回は「加速器LHCがブラックホールを作って地球が飲みこまれる」説です。CERN(欧州原子核研究機構)の公式サイトと、CERNのLHC安全評価グループ(LSAG)の報告(2008年、物理学の学術誌 Journal of Physics G に掲載)をもとにまとめました。

LHCってどんな装置?

CERNの公式サイトによると、

うわさのもと:「小さなブラックホール」

メル美もしできるとしても、すぐ消えちゃうってことなんだね。

いちばん強い答え:「自然がもう、同じ実験をしている」

LSAGの報告のいちばんのポイントは、宇宙線です。宇宙からは、とても高いエネルギーの粒子(宇宙線)が、いつも地球に降りそそいでいます。

さらに、

プレ男LHCより強い衝突が、毎日ふつうに起きてたのか!それで地球が平気なら、たしかに安心かも。

「もし消えないブラックホールができたら?」にも答えている

報告は、さらに慎重な場合も考えています。

LHCより高いエネルギーの宇宙線は、地球ができてから3×10の22乗個以上ぶつかってきました。自然はLHCの実験を約10万回分すでに行っていて、それでも地球は無事です。

「わからない」ときの確かめ方

まとめ


参考文献

  1. CERN. The Large Hadron Collider. https://home.cern/science/accelerators/large-hadron-collider (閲覧日:2026年10月22日)
  2. Ellis J, Giudice G, Mangano M, Tkachev I, Wiedemann U (LHC Safety Assessment Group). Review of the Safety of LHC Collisions. J Phys G. 2008;35:115004.(CERN-PH-TH/2008-136、arXiv:0806.3414 の本文で確認)https://arxiv.org/abs/0806.3414 (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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