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Urban LegendsNo.028

都市伝説にマジレス「雷は同じ場所に2度落ちない」はウソエンパイア・ステート・ビルには年平均23回。金属は雷を呼ばない、雷に打たれた人にさわっても感電しない——米国気象局と気象庁の答え

「雷は同じ場所に2度落ちない」「金属を身につけていると雷が落ちる」「雷に打たれた人にさわると感電する」——よく聞く雷の話を、米国気象局(NWS)の「雷の神話と事実」と、気象庁の「雷から身を守るには」でマジレスします。高いビルには何度も落ち、エンパイア・ステート・ビルは年平均23回。金属のあるなしは落ちる場所に関係なく、人の体は電気をためないので、すぐに救命処置を。安全な避難の仕方もまとめました。

2026年10月1日

目次
  1. 「同じ場所に2度落ちない」→ ウソ
  2. ほかにもある、雷の「神話」
  3. 雷が近づいたら、どうする?(気象庁)
  4. まとめ

プレ男雷って同じ場所には2度落ちないんでしょ?だから、さっき落ちた木の下なら安全だよね。

メル美えっ、それ本当?木の下ってあぶないって聞いたことあるけど…。

こんにちは、Dr. Taro です。 「都市伝説にマジレス」、今回は雷の言い伝えです。米国気象局(NWS)の「雷の神話と事実」と、気象庁の「雷から身を守るには」をもとにまとめました。命にかかわる話なので、しっかりマジレスします。

「同じ場所に2度落ちない」→ ウソ

プレ男年に23回!?「2度落ちない」どころじゃない…。

ほかにもある、雷の「神話」

NWSがあげている「神話」と「事実」です。

よく聞く話 事実(NWS)
金属を身につけていると雷が落ちる 落ちる場所を決めるのは、高さ・とがった形・まわりから孤立していること。金属のあるなしは、まったく関係ない。木や山のように金属がないものにも何度も落ちる。ただし金属は電気を通すので、金属のフェンスや手すりからは離れる
雷に打たれた人にさわると感電する 人の体は電気をためない。すぐにさわって救命処置をして大丈夫。「救命処置をこわがって、助かる人が亡くなったら」と、NWSはいちばんおそろしい神話としている
雨が降っていない・頭上に雲がなければ安全 雷は、雷雲の中心から5km以上はなれた場所にもよく落ちる。「青空からの雷」は16〜24kmほどはなれて落ちることもある
雨宿りに木の下へ 木の下は、雷の死傷原因の第2位。「焼かれるより、ぬれるほうがまし」
家の中なら100%安全 家は安全な場所だが、電気を通すもの(コードつきの電話、電気製品、配線、水道管、金属のドアや窓)には近づかない
試合のとちゅうなら、終わってから避難 避難がおくれて死傷する例が多い。雷が聞こえたら、すぐに安全な場所へ
地面にあおむけ・うつぶせに寝る 寝そべると、地面を流れる電流の影響を受けやすくなる

※NWSの距離はマイル表記(3マイル以上、10〜15マイル)を、おおよそのkmに直しています

メル美雷に打たれた人にさわっても大丈夫なんだ。こわがらずに助けなきゃ。

雷が近づいたら、どうする?(気象庁)

近くに安全な空間がないとき

雷は同じ場所に何度も落ちますし、金属のあるなしは関係ありません。雷に打たれた人の体は電気をためないので、すぐに救命処置をしてください。雷の音が聞こえたら、すぐに建物や車の中へ。

まとめ


参考文献

  1. National Weather Service. Lightning Myths and Facts. https://www.weather.gov/safety/lightning-myths (閲覧日:2026年10月1日)
  2. 気象庁. 雷から身を守るには(日本大気電気学会「雷から身を守るには―安全対策Q&A―」から引用). https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder4-3.html (閲覧日:2026年10月1日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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