スマートウォッチの「消費カロリー」はどう出す?基本は「メッツ×時間×体重」。体重60kgの男性が1時間歩けば約180kcal。歩数計の加速度センサーは、前後・左右・上下のゆれから歩数や運動の強さを推定する【e-ヘルスネット】
スマートウォッチや歩数計に出る「消費カロリー」。厚生労働省のe-ヘルスネットによると、活動で使うエネルギーは「1.0×メッツ・時×体重」でおおよそ計算できます。メッツは運動の強さの単位で、ふつうの歩行は3メッツ。体重60kgの男性が1時間歩くと、1.0×3×60で約180kcalです。歩数計や加速度計は、身につけるだけで活動量をはかれるので、国の国民健康・栄養調査でも「歩数」が使われてきました。加速度センサー入りの機器は、前後・左右・上下のゆれの大きさと回数から、歩数だけでなく、使ったエネルギーや運動の強さも推定します。

プレ男スマートウォッチに「今日の消費カロリー 2,400kcal」って出るんだけど、どうやって計算してるの?

メル美「メッツ」っていう単位がかぎらしいよ。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、活動量やカロリーのはかり方です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」の「活動量の評価法」(2023年1月更新)をもとにまとめました。
基本の式:「メッツ×時間×体重」
- メッツ(METs)は、運動や活動の強さをあらわす単位で、国際的に広く使われています
- 活動で使うエネルギーは、次の式でおおよそ計算できます
エネルギー消費量(kcal)= 1.0 × メッツ・時(メッツ×時間)× 体重(kg)
- たとえば、体重60kgの男性が、1時間の歩行(3メッツ)をすると、 1.0 × 3メッツ・時 × 60kg = 約180kcal

プレ男体重と時間と強さのかけ算なんだ。思ったよりシンプル!
活動量のはかり方いろいろ
| はかり方 | 特徴 |
|---|---|
| 質問紙 | 多くの人を調べるときに使う。国際的な質問紙もある |
| 活動記録 | 1〜15分ごとに何をしたかを記録。手軽で精度もよいが、子どもやスポーツ選手では正確に書くのがむずかしい |
| 歩数計・加速度計 | 身につけるだけではかれる(お風呂などをのぞく)。生活を変えずにはかれる |
- 国の「国民健康・栄養調査」では、活動量の目安として「歩数」が使われてきました
- 歩数計は安くなり、1日8,000歩という国の目標も広く知られるようになりました
加速度センサーのしくみ
- 最近の歩数計には、加速度センサーが入っています
- 人が動くときに生じる前後・左右・上下の衝撃(加速度)の大きさと回数から、歩数だけでなく、使ったエネルギーや活動の強さ(メッツ)も推定できます
- 日常生活には、掃除機やモップがけ、庭仕事など、歩く以外にも3メッツ以上の活動がたくさんあります。そうした活動も正しくはかれるよう、研究者がアルゴリズム(計算のしかた)を研究しています

活動で使うエネルギーは「メッツ×時間×体重」でおおよそ計算できます。歩数計やスマートウォッチは、加速度センサーで体のゆれをはかり、歩数や活動の強さを推定しています。
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プレ男しくみがわかると、数字の見方が変わるね。まずは毎日8,000歩をめざす!

メル美掃除機がけも3メッツ以上なんだって。家事も運動だね。
まとめ
- エネルギー消費量の目安は「1.0×メッツ・時×体重」
- 体重60kgの男性が1時間歩くと約180kcal(歩行は3メッツ)
- 活動量は質問紙・活動記録・歩数計/加速度計などではかる
- 加速度センサーは、前後・左右・上下のゆれから歩数や強さを推定
- 掃除機・庭仕事なども3メッツ以上の活動
参考文献
- 厚生労働省 e-ヘルスネット. 活動量の評価法(最終更新日:2023年1月5日). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-03-001.html (閲覧日:2026年10月10日)
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