ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】すき間だらけの結晶「MOF(金属有機構造体)」:数グラムにサッカー場ほどの表面積。砂漠の空気から水をとる、二酸化炭素をつかまえる、水からPFASを分ける。京都大学の北川進博士らが受賞(2025年ノーベル化学賞)

2025年のノーベル化学賞は、京都大学の北川進博士、ロブソン博士、ヤギー博士に贈られました。金属のイオンを「角」に、長い有機分子を「柱」にして組み立てた結晶で、中に大きなすき間がたくさんある「金属有機構造体(MOF)」をつくり、その可能性を示した業績です。部品を変えると、ねらった物質をつかまえたりためたりするように設計できます。ヤギー博士のMOF-5は、数グラムでサッカー場ほどの表面積。北川博士は、気体が出入りできることを示し、「呼吸する」ようにやわらかいMOFを提案しました。砂漠の空気から水をとる、二酸化炭素を回収する、水からPFASを分けるなどの研究が進んでいます。

目次
  1. MOFってなに?
  2. 1989年、すき間だらけのダイヤモンド
  3. 北川博士とヤギー博士が土台を固めた
  4. 何に役立つ?
  5. 化学のつながり
  6. まとめ

プレ男2025年のノーベル化学賞、日本の先生がとったんだよね。「MOF」ってなに?

メル美すき間だらけの結晶で、砂漠の空気から水をとれたりするらしいよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回はMOF(金属有機構造体)です。2025年のノーベル化学賞の発表と一般向け解説をもとにまとめました。

MOFってなに?

1989年、すき間だらけのダイヤモンド

プレ男分子でジャングルジムを組み立てたみたい!

北川博士とヤギー博士が土台を固めた

北川博士:「無用の用」

ヤギー博士:とても安定なMOF-5

何に役立つ?

MOFは、金属のイオンと有機分子でつくる、すき間だらけの結晶です。数グラムにサッカー場ほどの表面積があり、砂漠の空気から水をとる、二酸化炭素をつかまえるなどの研究が進んでいます。

化学のつながり

プレ男「何の役に立つの?」って言われても続けた研究が、ノーベル賞か。

メル美「無用の用」、いい言葉だね。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Chemistry 2025. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2025/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)
  2. The Royal Swedish Academy of Sciences. Popular science background: They have created new rooms for chemistry (PDF). https://www.nobelprize.org/uploads/2025/11/popular-chemistryprize2025-2.pdf (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。