世界の神話Mythos

Norse Mythology

リーグの歌海辺の道をあるいてきた神リーグは、3つの家をたずね、それぞれ3晩ずつとまった。3つの家に生まれた子どもたちから、むかしの北欧の3つの身分がはじまった、と歌われる。さいごの家の子孫「若きコン」は、ルーンを学び、鳥のことばを聞いた

2026年10月12日

目次
  1. プロフィール
  2. 1. 歩いてきた神
  3. 2. 1つめの家:スレール
  4. 3. 2つめの家:カール
  5. 4. 3つめの家:ヤール
  6. 5. 若きコンと、しゃべるカラス
  7. まとめ

プレ男神さまが3つの家をたずねて、そこから身分がはじまった!? どういう話?

メル美むかしの北欧の人たちが、自分たちの社会のなりたちを、神話で説明しようとした詩なんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 神話の解説、今回は北欧神話の「リーグの歌」です。ヘンリー・アダムズ・ベローズ英訳『詩のエッダ』(1923年、プロジェクト・グーテンベルク)の「リーグスシュラ(リーグの歌)」と、その解説を読みました。リーグと同じとされた神はヘイムダルへ。ベローズが「詩人が考えていたのはこの神では」とした神はオーディンへ。

プロフィール

詩の名 「リーグスシュラ(リーグの歌)」。『スノッリのエッダ』の写本の最後の1枚にだけのこり、終わりの部分がかけている
リーグ 「年をとった、かしこい、力の強い神」。詩の前の散文はヘイムダルのこととするが、ベローズは、詩人はオーディンを考えていたのでは、と書いている
3つの家 アイとエッダの家、アヴィとアンマの家、ファジルとモージルの家
3人の子 スレール(しもべ)、カール(自由な農民)、ヤール(戦士の首長)
若きコン ヤールのいちばん下の子。ルーンを学び、鳥のことばを聞いた
ベローズの説明 3つの身分のはじまりを神話で語り、王の身分をたたえる詩。デンマークの王のためにつくられたのでは、という説を紹介している

1. 歩いてきた神

2. 1つめの家:スレール

メル美見た目で身分を描きわけるなんて、いまの感覚だとびっくりするね。でも、むかしの人がどう考えていたかを知る手がかりになるんだ。

3. 2つめの家:カール

4. 3つめの家:ヤール

5. 若きコンと、しゃべるカラス

プレ男いいところで切れてる! カラスはコンに何を言いたかったんだろう。気になる!

ベローズ訳の「リーグの歌」では、神リーグがたずねた3つの家に生まれたスレール、カール、ヤールから、しもべ、自由な農民、戦士の首長の3つの身分がはじまった、と歌われています。写本の終わりがかけていて、詩はカラスのことばのとちゅうで切れています。

まとめ


参考文献

  1. Henry Adams Bellows(英訳). The Poetic Edda(1923年). “Rigsthula”(Introductory Note と本文). Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/ebooks/73533 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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  1. II北欧神話ヘイムダル9人の姉妹から生まれた「白い神」。鳥よりねむらず、夜でも100マイル先まで見え、草がのびる音も、羊の毛がのびる音も聞こえる、神々の見張り番。世界の終わりには角笛ギャラルホルンを吹き鳴らす
  2. II北欧神話オーディン知恵の泉の水を飲むため、片目を差し出した神々の父。毎朝2羽のカラスを世界に飛ばし、ルーン文字を手に入れるため、風のふく木に9夜つるされた。食べるのはワインだけ、肉は2匹の狼に
  3. IIII北欧神話ハーヴァマール(高き者のことば)オーディンのことばとされる北欧の知恵の歌。「旅に出るなら、知恵にまさる荷物はない」「わかい日、ひとりで旅して、道を知らなかった。友を見つけたとき、ゆたかになった気がした。人は人のよろこび」「家畜は死に、身内も死ぬ。けれども、よい名はけっして死なない」