病気の解説2026年9月26日

疥癬(かいせん)ってどんな病気?夜にひどくなるかゆみの原因と、治し方・うつさないための対策

ヒゼンダニという小さなダニが皮膚にすみつく疥癬。大人では性行為でうつることも多く、夜に強くなるかゆみが特徴です。症状、うつり方、治療、パートナーや家族の対策までまとめました。

目次
  1. 疥癬ってどんな病気?
  2. どうやってうつるの?
  3. 症状は?
  4. 角化型疥癬は、とても強くうつる
  5. 検査・診断は?
  6. 治療は?
  7. パートナーや家族も一緒に
  8. まとめ

プレ男夜になると、体がすごくかゆくなるんだよね…。

こんにちは、Dr. Taro です。 「夜になると体じゅうがかゆくて眠れない」「陰部にかゆいしこりがある」——それは疥癬(かいせん)かもしれません。今回は、疥癬についてお話しします。

疥癬ってどんな病気?

疥癬は、ヒゼンダニという、目に見えないほど小さなダニが、皮膚の表面(角質層)にすみつくことでおこる病気です。

どうやってうつるの?

主な感染経路は、肌と肌の直接の接触です。

症状は?

夜にひどくなるかゆみや、陰部のかゆいしこりがあるときは、疥癬かもしれません。自己判断でかゆみ止めだけ使わずに、受診してくださいね。

角化型疥癬は、とても強くうつる

通常疥癬と角化型疥癬:通常疥癬はヒゼンダニが少なく(半数の人で5匹以下)、うつるのは同じ寝具で寝るなど濃密な接触、潜伏期間は約1〜2か月。角化型疥癬はヒゼンダニが100〜200万匹で感染力がとても強く、はがれた皮膚からも短い接触でもうつり、潜伏期間は4〜5日のことも。角化型は免疫が落ちている人や高齢者などでおこりやすい

疥癬には、角化型疥癬という重いタイプもあります。

検査・診断は?

皮膚の一部(とくに疥癬トンネル)をとって顕微鏡で見て、ヒゼンダニや卵を見つけて診断します。

治療は?

日本では、次のような薬が使われています(日本皮膚科学会のガイドライン)。

疥癬の診断や治療は、主に皮膚科で行われます。疥癬が疑われるときは、皮膚科を受診しましょう。

治療のあとも、かゆみがしばらく残ることがある

寝具や衣類は?

米国CDCは、寝具や衣類を、高温で洗濯・乾燥するか、ドライクリーニングする、または72時間以上、体にふれないようにしておくことをすすめています。

パートナーや家族も一緒に

メル美性病になるより、修羅場になる方がヤバい!

プレ男責め合うより、2人で一緒に治すのがいちばんの近道です。

まとめ


参考文献

  1. 日本皮膚科学会疥癬診療ガイドライン策定委員会. 疥癬診療ガイドライン(第3版). 日皮会誌. 2015;125(11):2023-2048. https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/kaisenguideline.pdf (閲覧日:2026年9月26日)
  2. Centers for Disease Control and Prevention. Sexually Transmitted Infections Treatment Guidelines, 2021: Ectoparasitic Infections (Scabies). https://www.cdc.gov/std/treatment-guidelines/ectoparasitic.htm (閲覧日:2026年9月26日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。