カフェの席取りにスマホを置いていくのは危険:電車で隣の人のPINやパターンを盗み見る「ショルダーハッキング」、画面に残った指の脂のあとからパターンロックを見破る方法も【NISC ハンドブック】
カフェで、席を取っておくためにスマホをテーブルに置いて注文に行く。内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の「インターネットの安全・安心ハンドブック」は、これを紛失・盗難・のぞき見のどの被害にあってもおかしくない、非常に危険な行為だとしています。電車で座っている人のスマホ操作を横から見てPINコードやパターンロックの形を盗む「ショルダーハッキング」や、放置されたスマホの画面に残る指の脂のあとからパターンロックを見破る方法もあります。のぞき見する人のねらいは、あなた自身の情報だけでなく、あなたがやり取りしている相手かもしれません。

プレ男カフェではスマホをテーブルに置いて席を取ってから、レジに並んでる。ロックしてるから大丈夫でしょ?

メル美政府のハンドブックだと、それは「非常に危険な行為」なんだって。ロックの解除方法を盗まれることもあるよ。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は外出先のスマホののぞき見と置き去りです。内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の「インターネットの安全・安心ハンドブック」(一般利用者向け抜粋版、Ver.5.10、2025年3月)の「外出先では紛失・盗難・覗き見に注意しよう」をもとにまとめました。
のぞき見されると、何がもれる?
- 見られている内容が機密情報や知られたくない個人情報なら、情報がもれる心配があります
- 「見られてもたいした情報は入っていない」と思うかもしれませんが、のぞき見する人のねらいは、あなたの情報だけでなく、あなたがやり取りしている相手かもしれません
ロックしていても、解除方法を盗まれる
- ショルダーハッキング:電車で座っている人のスマホ操作を見て、PINコードやパターンロックの形を盗む
- 指の脂のあと:カフェなどのテーブルに放置されたスマホの画面に残る指の脂のあとから、パターンロックを見破る
- 「ロックをかけてあるから大丈夫」と思っても、ロックを解除する方法がすでに相手にわたっているおそれがあります

プレ男画面の指のあとからパターンがバレるなんて…。
外出先で気をつけること(ハンドブック)
- 席取りのためにスマホやパソコンをテーブルに置いて離れない。飲食店などでの置き去りは、紛失・盗難・のぞき見のどの被害にあってもおかしくない非常に危険な行為です
- 公共の場でロックを解除するときは、背後などから見られていないか気をつける
- うっかりなくして盗まれると、大事な情報が盗まれるリスクが大きく高まります
もし攻撃に気づいたら
- ハンドブックは、サイバー攻撃に気づいたら、まず電源を切らないまま、インターネットから切断することをすすめています。マルウェアなどの拡散を防ぎ、警察に連絡する場合の証拠の保全にもなります
- そのうえで、いつから、何がおきたかなどをわかる範囲で記録し、相談窓口に相談しましょう

カフェなどで、席取りのためにスマホを置いて離れるのはやめましょう。公共の場でロックを解除するときは、背後から見られていないか気をつけましょう。
スマホをなくしたときはスマホをなくした・盗まれたときにやること、PINとパスワードのちがいはスマホのPINは4〜6けたでいいのに、ネットのトラブルの相談先はネットのトラブル、どこに相談する?へ。

プレ男席取りは上着かハンカチにして、スマホは持っていく。

メル美電車でロックを解除するときも、まわりに気をつけようね。
カフェのWi-Fiで共有フォルダをのぞかれた事例は、「暗号化されたカフェのWi-Fi」でも、共有フォルダの写真がのぞかれたへ。
まとめ
- ショルダーハッキングでPINやパターンを盗み見られることがある
- 画面の指の脂のあとからパターンロックを見破る方法も
- 席取りにスマホを置いて離れない(紛失・盗難・のぞき見の危険)
- 公共の場でロック解除するときは背後に注意
- 攻撃に気づいたら、電源は切らずにネットから切断して記録・相談
参考文献
- 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC). インターネットの安全・安心ハンドブック 一般利用者向け抜粋版(Ver.5.10、2025年3月11日)⑧外出先では紛失・盗難・覗き見に注意しよう、⑨困ったときは1人で悩まず、まず相談しよう. https://security-portal.cyber.go.jp/guidance/pdf/handbook/NISC_handbook_general.pdf (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。