ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】約1万種類のにおいを、どうかぎ分ける?においのセンサーの遺伝子は約1,000個(遺伝子の3%)。1つの細胞に1種類のセンサー、組みあわせの「モザイク」でにおいを覚える(2004年ノーベル生理学・医学賞)

わたしたちは約1万種類のにおいをかぎ分け、覚えることができます。でも、そのしくみは長いあいだ、感覚の中でもっともなぞでした。2004年のノーベル生理学・医学賞は、においのしくみを明らかにしたアクセル博士とバック博士に贈られました。2人は1991年、においのセンサー(嗅覚受容体)をつくる約1,000個の遺伝子(遺伝子全体の3%)の大きな家族を発見。鼻のにおいを感じる細胞は、それぞれ1種類のセンサーだけをもち、同じセンサーの細胞は脳の同じ場所に信号を送ります。いくつものセンサーの反応の組みあわせが、モザイクのようなにおいのパターンになるのです。

目次
  1. いちばんなぞだった感覚
  2. 1つの細胞に、1種類のセンサー
  3. 脳で「モザイク」になる
  4. においと記憶、味
  5. 生き物ごとのちがい
  6. つながるテクノロジー
  7. まとめ

プレ男ばあちゃんちのにおいをかぐと、子どものころを思い出すんだよね。においって、どうやって感じてるの?

メル美においのセンサーの遺伝子が、約1,000個もあるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回はにおいを感じるしくみです。2004年のノーベル生理学・医学賞の発表をもとにまとめました。

いちばんなぞだった感覚

1つの細胞に、1種類のセンサー

プレ男1つの細胞が担当するのは1種類のセンサーだけなのか!

脳で「モザイク」になる

においと記憶、味

生き物ごとのちがい

においのセンサーの遺伝子は約1,000個あり、1つの嗅細胞は1種類のセンサーだけをもちます。いくつものセンサーの反応の組みあわせが、モザイクのようなパターンになり、約1万種類のにおいを見分けて覚えられます。

つながるテクノロジー

プレ男ばあちゃんちのにおいも、センサーの組みあわせのモザイクなんだね。

メル美においと思い出がつながってるの、すてきだね。

まとめ


参考文献

  1. The Nobel Assembly at Karolinska Institutet. Press release: The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2004. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2004/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。