自賠責保険:車も原付も電動キックボードも、入らずに運転すると1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金、違反点数6点。補償は被害者1人につき死亡3,000万円まで、物損は対象外。2026年11月から保険料が平均6.2%上がる
自動車・原付・電動キックボード・モペットに入ることが義務づけられている「自賠責保険」。国土交通省によると、入らずに運転すると1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金、違反点数6点(免許停止)。補償は人身事故の被害者1人につき、死亡3,000万円・後遺障害4,000万〜75万円・傷害120万円が上限で、物損は対象外です。損害保険料率算出機構は、2026年11月1日以降に始まる契約から保険料を平均6.2%引き上げると届け出ました。

プレ男自賠責保険って、車検のときに勝手に払ってるやつだよね。原付も必要なの?

メル美原付は車検がないから、切れてても気づかないかも…。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、税金ではありませんが、車やバイクを持つ人が必ず払う「自賠責保険」です。国土交通省の自賠責保険・共済ポータルサイトと、損害保険料率算出機構の発表(2026年4月30日)をもとにまとめました。
自賠責保険とは
- 1955年の「自動車損害賠償保障法」にもとづく保険で、自動車事故で他人を死傷させたときの、被害者の治療費や慰謝料などの人身損害を補償します
- すべての自動車(原動機付自転車、電動キックボード、モペットもふくむ)は、自賠責保険・共済に入っていなければ運転できません
- 保険料は、事故歴などに関係なく、車種ごとに一律です
入らずに運転すると
- 1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
- 違反点数6点(免許停止処分)

プレ男免許停止になるのか!原付の保険が切れてないか確認しなきゃ。
補償の上限(被害者1人につき)
| 損害 | 支払いの上限 |
|---|---|
| 死亡 | 3,000万円 |
| 後遺障害 | 4,000万〜75万円(常時介護が必要な第1級は4,000万円) |
| 傷害 | 120万円 |
- 1つの事故で被害者が何人いても、被害者1人ごとにこの上限があります
- 物損事故(車や物の損害)は対象外です
- 死亡や重い後遺障害の事故では、上限をこえる賠償を払う義務が出ることもあります。自賠責だけでは足りないことがあるので、任意保険も考えましょう
- 被害者は、加害者が入っている保険会社に直接請求できます

メル美物を壊したときは、自賠責ではお金が出ないんだね。
2026年11月から、保険料が上がる
- 損害保険料率算出機構は、自賠責保険の基準料率を平均6.2%引き上げると、2026年4月30日に金融庁長官に届け出ました。2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約に適用されます
- 理由は、これまで保険料を安くするために使っていた過去の余剰のお金(滞留資金)が保険金の支払いで減ってきたこと、そして物価・賃金の上昇です
| 車種(離島・沖縄県以外) | 期間 | いま | 2026年11月から |
|---|---|---|---|
| 自家用乗用車 | 24か月 | 17,650円 | 18,560円(+5.2%) |
| 軽自動車(検査対象) | 24か月 | 17,540円 | 18,660円(+6.4%) |
| 原付 | 24か月 | 8,560円 | 9,630円(+12.5%) |
| 原付 | 36か月 | 10,170円 | 11,480円(+12.9%) |

プレ男原付は12%以上も上がるのか。更新が近いなら、時期も考えよう。

国土交通省によると、自賠責保険に入らずに運転すると1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金、違反点数6点です。補償は人身事故だけで、物損は対象外です。
まとめ
- すべての車・原付・電動キックボード・モペットに加入義務
- 未加入の運転は1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金、6点
- 補償は被害者1人に死亡3,000万円など。物損は対象外 → 任意保険も
- 2026年11月1日以降の契約から平均6.2%引き上げ。原付24か月は9,630円に
参考文献
- 国土交通省. 自賠責保険・共済ってどんなもの?(自賠責保険・共済ポータルサイト). https://www.mlit.go.jp/jidosha/jibaiseki/about/overview/index.html (閲覧日:2026年10月3日)
- 損害保険料率算出機構. 【自賠責保険】基準料率届出のご案内(2026年4月30日 金融庁長官への届出). https://www.giroj.or.jp/ratemaking/cali/pdf/202604_announcement.pdf (閲覧日:2026年10月3日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。