社会保険料2026年10月3日

社会保険料はこれからも上がる?社会保障給付費は2026年度予算で144.1兆円、2040年度には188〜190兆円の見通し。保険料だけでは足りず、約4割を税金などの「公費」でまかなう

給料から引かれる社会保険料は、なぜ年々重くなるのでしょうか。厚生労働省によると、年金・医療・介護などの社会保障給付費は2026年度(予算ベース)で144.1兆円。財源は保険料84.5兆円(59.9%)と公費56.6兆円(40.1%)で、国の予算の社会保障関係費39.1兆円は一般歳出の55.7%をしめます。政府の見通しでは、2040年度の給付費は188.2〜190.0兆円、保険料負担は106〜107兆円にふくらみます。給付と負担のいまと、これからをまとめました。

目次
  1. いま:給付は144.1兆円
  2. お金はどこから?保険料だけでは足りない
  3. これから:2040年度に188〜190兆円の見通し
  4. 国民負担率は45.7%
  5. 最近の動き
  6. まとめ

プレ男給料は少し上がったのに、社会保険料も上がって、手取りがあんまり増えないんだよね…。

メル美これからもっと上がるのかな?お金が足りないって聞くけど、どういうこと?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、社会保険料のこれからです。厚生労働省の「給付と負担について」、政府の「2040年を見据えた社会保障の将来見通し」(2018年)、財務省の「国民負担率」(2026年3月)をもとにまとめました。

いま:給付は144.1兆円

分野 給付費(2026年度予算ベース)
年金 63.7兆円(44.2%)
医療 44.6兆円(30.9%)
福祉その他 35.8兆円(24.8%)。うち介護14.3兆円、こども・子育て12.1兆円

お金はどこから?保険料だけでは足りない

財源(2026年度予算ベース) 金額
保険料 84.5兆円(59.9%)
公費(国・地方の税金など) 56.6兆円(40.1%)

メル美国の予算の半分以上が社会保障なんだ!保険料だけじゃ足りないんだね。

これから:2040年度に188〜190兆円の見通し

政府(内閣官房・内閣府・財務省・厚生労働省)が2018年に出した見通し(計画ベース・経済ベースライン)では:

2018年度 2025年度 2040年度
社会保障給付費 121.3兆円 140.2〜140.6兆円 188.2〜190.0兆円
対GDP比 21.5% 21.7〜21.8% 23.8〜24.0%
保険料負担 70.2兆円 81.2〜81.4兆円 106.1〜107.0兆円
公費負担 46.9兆円 57.8〜58.0兆円 79.5〜80.3兆円
医療・福祉の働き手 823万人 931〜933万人 1,065〜1,068万人(就業者の約19%)

プレ男保険料の負担が、2025年度の見通しより25兆円くらいふえる計算なのか…。

国民負担率は45.7%

最近の動き

厚生労働省によると、社会保障給付費は2026年度予算ベースで144.1兆円、そのうち約4割は保険料ではなく公費でまかなわれています。政府の見通しでは、2040年度には188〜190兆円にふくらみます。

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. 給付と負担について. https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21509.html (閲覧日:2026年10月3日)
  2. 厚生労働省. 資料(社会保障の給付と負担の現状、2026年度予算ベース). https://www.mhlw.go.jp/content/12600000/001706348.pdf (閲覧日:2026年10月3日)
  3. 内閣官房・内閣府・財務省・厚生労働省. 2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)(2018年5月21日). https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000207399.pdf (閲覧日:2026年10月3日)
  4. 財務省. 令和8年度の国民負担率を公表します(2026年3月5日). https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/futanritsu/20260305.html (閲覧日:2026年10月3日)
  5. 国立社会保障・人口問題研究所. 令和5(2023)年度 社会保障費用統計の概要. https://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/fsss-R05/R05-houdougaiyou.pdf (閲覧日:2026年10月3日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。