
メル美子どもを家庭に迎える方法には、「特別養子縁組」や「里親」もあるって聞いたの。どうちがうんだろう。

プレ男名前は聞いたことあるけど、くわしくは知らないな。いっしょに調べてみよう。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、特別養子縁組と里親制度です。こども家庭庁「特別養子縁組制度について」「里親制度等について」のページと、同庁の資料「普通養子縁組と特別養子縁組について」をもとにまとめました。
特別養子縁組とは
- 子どもの福祉のために、養子になる子と実親(生みの親)との法的な親子関係を解消し、実の子と同じ親子関係を結ぶ制度です
- 養親になることを望む夫婦の請求に対し、家庭裁判所の決定で成立します
- 1987年(昭和62年)にできた制度です
成立の条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 養親 | 配偶者のいる人(夫婦)で、夫婦いっしょに縁組する。原則25歳以上(夫婦の一方が25歳以上なら、もう一方は20歳以上で可) |
| 養子の年齢 | 家庭裁判所に請求するときに15歳未満。ただし15歳になる前から養親に育てられていた場合などは、18歳になる前まで請求できる |
| 実親の同意 | 原則として実父母の同意が必要。ただし、意思を表示できない場合や、虐待・悪意の遺棄など子の利益を著しく害する事情がある場合は、不要となることがある |
| 6か月以上の監護 | 養親が子どもを6か月以上育てた状況を考えて、家庭裁判所が決める。成立の前に、子どもといっしょに暮らす |
- このほか、実父母による監護が著しく困難または不適当であるなどの事情があって、子の利益のために特に必要と家庭裁判所が認めることが必要です
普通養子縁組とのちがい
| 普通養子縁組 | 特別養子縁組 | |
|---|---|---|
| 成立 | 養親と養子の同意 | 家庭裁判所の決定 |
| 実父母との親族関係 | 終わらない | 終わる |
| 離縁 | 原則、養親と養子の同意で | 養子の利益のため特に必要なときに、養子・実親・検察官の請求で |
| 戸籍の書き方 | 実親の名前が書かれ、続柄は「養子(養女)」 | 実親の名前は書かれず、続柄は「長男(長女)」など |

プレ男特別養子縁組は、戸籍の上でも実の子と同じように書かれるんだね。
里親制度とは
- さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを、自分の家庭に迎え入れて育てる制度です
- こども家庭庁によると、日本には、さまざまな事情で親と暮らすことができない子どもが約4万2千人います。都道府県が保護し、乳児院や児童養護施設、里親家庭などで暮らしています
- 子どもの成長には、特定の信頼できる大人との愛着がとても大切です。そのため、より多くの子どもが家庭と同じような環境で育つよう、里親制度が進められています
- 10月は「里親月間」です

メル美家族のかたちはいろいろなんだね。もっと知りたくなったら、児童相談所に聞いてみよう。
- 家族のことで相談したいときはこども家庭センターの記事もどうぞ
まとめ
- 特別養子縁組:家庭裁判所の決定で成立し、実の子と同じ親子関係に。実親との親族関係は終わる
- 条件:養親は原則25歳以上の夫婦、子は原則15歳未満、6か月以上の監護
- 里親制度:家族と離れて暮らす子どもを家庭で育てる制度。親と暮らせない子どもは約4万2千人
- くわしくは都道府県・児童相談所へ
参考文献
- こども家庭庁. 特別養子縁組制度について. https://www.cfa.go.jp/policies/shakaiteki-yougo/tokubetsu-youshi-engumi/ (閲覧日:2026年10月6日)
- こども家庭庁. 普通養子縁組と特別養子縁組について・参照条文. https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f33696fb-1ccf-416e-9eff-0724df1bab11/dd15fe97/20230401_policies_shakaiteki-yougo_tokubetsu-youshi-engumi_01.pdf (閲覧日:2026年10月6日)
- こども家庭庁. 里親制度等について. https://www.cfa.go.jp/policies/shakaiteki-yougo/satooya-seido/ (閲覧日:2026年10月6日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。