
メル美出産、無痛分娩も考えてるんだけど、費用が高いって聞いて迷ってるの。

プレ男東京都に助成があるみたいだよ。条件をいっしょに確認しよう。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、東京都の無痛分娩費用の助成です。東京都福祉局の「無痛分娩費用の助成」のページと、東京都の発表をもとにまとめました(2026年10月4日時点)。
どんな制度?
- 東京都が、「希望する方が安心して無痛分娩を選択できるよう」、要件を満たした都民の無痛分娩の費用を助成する制度です
- 助成額は最大10万円。10万円を超える部分は自己負担です
- 無痛分娩の一連の医療行為1回につき1度だけ(双子などの多胎でも同じ)です
対象になる人(すべて満たすこと)
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| 出産日 | 2025年(令和7年)10月1日以降に出産した人 |
| 分娩の方法 | 硬膜外麻酔または脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔による無痛分娩を受けた人 |
| 医療機関 | 東京都が公表する「対象医療機関」で出産した人 |
| 住んでいるところ | 都内の自治体で妊娠の届出をして母子健康手帳を受け取り、その後申請の日までずっと都内に住民登録がある人 |
| 申請期限 | 出産日の翌日から1年以内(厳守) |
- 都外で妊娠の届出をして母子健康手帳を受け取り、あとから都内に引っ越した場合は対象外です
- 都内で区市町村をまたいで引っ越した場合は対象になりますが、戸籍の附票の写しなどの追加の書類が必要です
- 例:2025年10月1日に出産した場合、申請期限は2026年10月1日です

プレ男「対象医療機関」で産むのが条件なんだ。病院を選ぶ前に、一覧を見ておかないと。
助成の対象になる費用・ならない費用
| 対象になる | 対象にならない |
|---|---|
| 硬膜外麻酔の手技や管理の費用、麻酔の薬剤費など、無痛分娩の一連の医療行為の費用 | 室料差額・個室料・食事料など |
| 文書料など、医療行為に直接関係しない費用 | |
| 保険が使われた費用(例:緊急帝王切開など) |
- 途中で異常分娩に切り替わった場合でも、切り替わる前の自費の医療行為が領収書・明細書で確認できれば、対象になることがあります
対象医療機関
- 対象医療機関の一覧は、東京都福祉局のページでExcelで公表されています(2026年10月4日時点では「2026年9月29日時点」の一覧)。随時更新されます
- 無痛分娩の予約方法ややり方は、それぞれの医療機関に直接確認します
- 東京都は、各施設の情報をよく確認し、医師などの説明をふまえて、医療機関や分娩方法を選ぶよう呼びかけています
申請のしかた
- 電子申請だけです(郵送は受け付けていません)。申請するのは、出産した本人です
- 主な必要書類(写真やPDFにして申請フォームに添付):
- 住民票の写し(本人と子の名前があるもの、マイナンバーの記載なし、申請日から3か月以内)
- 対象医療機関の領収書と明細書(「無痛分娩に係る費用」の金額がわかるもの)
- 母子健康手帳の表紙と1ページ目(出生届出済証明のページ)
- 振込先の口座がわかるもの(通帳のコピーなど)
- 東京都によると、領収書・明細書の不備で承認に時間がかかるケースが出ています。「無痛分娩の費用」の金額が書かれているか、出産した病院で受け取るときに確認しておくと安心です
- 問い合わせは、東京都無痛分娩費用助成コールセンター(0120-620-620、平日9時〜17時)。無痛分娩そのものについては、医療機関に聞きます

メル美領収書と明細書は、退院のときにすぐチェックしよう。
無痛分娩について知りたいときは
- 東京都は、分娩の流れや、硬膜外鎮痛法による無痛分娩の特徴やリスクなどを説明した動画「無痛分娩をお考えのみなさまへ」(産婦人科編・麻酔科編)を公開しています
- 日本産科麻酔学会の「無痛分娩Q&A」も、東京都のページで紹介されています
- 無痛分娩を選ぶかどうかは、かかっている医師とよく相談して決めてください
ほかにもらえるお金
- 出産そのものの費用には、健康保険の出産育児一時金があります
- 妊娠がわかったときと出産後には、妊婦のための支援給付もあります
- 東京都の子育ての支援は東京都の「018サポート」、東京の子どもの医療費助成の記事もどうぞ
まとめ
- 東京都の無痛分娩費用の助成は最大10万円。2025年10月1日以降の出産が対象
- 硬膜外麻酔(または脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔)、都が公表する対象医療機関、都内で妊娠の届出から申請日まで都内に住民登録がすべて必要
- 個室料・食事料・保険が使われた費用は対象外
- 申請は出産日の翌日から1年以内、電子申請で。領収書・明細書に「無痛分娩の費用」が書かれているか確認を
参考文献
- 東京都福祉局. 無痛分娩費用の助成. https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/mutsubunben/subsidy (閲覧日:2026年10月4日)
- 東京都. 無痛分娩費用を助成(2025年3月28日 報道発表). https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/03/2025032806 (閲覧日:2026年10月4日)
- 東京都. 無痛分娩費用助成の申請受付を開始(2025年9月19日 報道発表). https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/09/2025091908 (閲覧日:2026年10月4日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。