幽々奇譚A Nocturnal Field Guide

Ghost StoriesNo.035

怪談『牡丹灯籠』カランコロンと駒下駄の音、牡丹の灯籠をさげた美しい幽霊。三遊亭円朝の原文を読むと、最後に「幽霊のしわざは、自分がこしらえた」と明かす男が出てくる

夜ふけにカランコロンと駒下駄の音を響かせ、牡丹の花の灯籠をさげて恋しい男のもとに通う、旗本の娘お露と女中のお米の幽霊——『牡丹灯籠』。青空文庫で読める落語家・三遊亭円朝の『怪談牡丹灯籠』には、人相見の白翁堂、お札と海音如来の守り、百両で札をはがす伴蔵夫婦が登場します。そして物語の後半、伴蔵は意外なことを打ち明けます。原文から読みどころをまとめました。

2026年10月3日

目次
  1. はじまりは湯島天神の祭り
  2. お露と新三郎
  3. 人相見の白翁堂が見たもの
  4. お札と、海音如来の守り
  5. 百両で、お札をはがした伴蔵夫婦
  6. マジレス:原文では、伴蔵が「自分がこしらえた」と打ち明ける
  7. 『牡丹灯籠』のルーツ
  8. まとめ

メル美『牡丹灯籠』って、カランコロンって下駄の音がする怪談だよね。どんなお話なの?

プレ男幽霊が毎晩、恋人のところに通ってくる話だっけ…。こわいけど、ちょっと切ない?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回の怪談は、『牡丹灯籠』です。落語家・三遊亭円朝の『怪談牡丹灯籠』を、青空文庫の原文(鈴木行三 校訂・編纂、底本『圓朝全集 巻の二』)で読みました。

はじまりは湯島天神の祭り

お露と新三郎

メル美亡くなったはずの人が、毎晩会いにくるんだ…。

人相見の白翁堂が見たもの

お札と、海音如来の守り

百両で、お札をはがした伴蔵夫婦

プレ男いちばんこわいのは、幽霊よりお金に目がくらんだ人間かも…。

マジレス:原文では、伴蔵が「自分がこしらえた」と打ち明ける

メル美幽霊の話だと思って読んでいたら、最後に人間の話になるんだ。

『牡丹灯籠』のルーツ

三遊亭円朝の『怪談牡丹灯籠』の原文では、物語の後半で伴蔵が、萩原新三郎の「怪しい死にざま」は自分がこしらえたものだと打ち明けます。

まとめ


参考文献

  1. 三遊亭圓朝(鈴木行三 校訂・編纂). 怪談牡丹灯籠(底本:圓朝全集 巻の二、近代文芸資料複刻叢書、世界文庫、1963年). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000989/card2577.html (閲覧日:2026年10月3日)

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