ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】宇宙に「物質」が残ったのはなぜ?自然の「対称性の破れ」。南部陽一郎博士、小林誠博士、益川敏英博士の日本人3人が受賞。予言されたクォークの「3つ目の家族」は、のちの実験で見つかった(2008年ノーベル物理学賞)

アルファベットの「A」は鏡に映しても同じですが、「Z」はちがいます。2008年のノーベル物理学賞は、自然の小さな世界での「対称性の破れ」を明らかにした3人に贈られました。南部陽一郎博士は1960年に「自発的対称性の破れ」を数学で表し、素粒子の標準模型の土台になりました。小林誠博士と益川敏英博士は1972年、物質と反物質のあいだの対称性の破れを説明するには、クォークに少なくとも3つの家族が必要だと予言しました。予言されたクォークはのちの実験で見つかり、2001年にはつくば市の実験装置「Belle」なども対称性の破れを確かめました。

目次
  1. 「対称性」と「破れ」
  2. 南部陽一郎博士:「自発的対称性の破れ」
  3. 小林誠博士・益川敏英博士:クォークは「3つの家族」
  4. 宇宙に物質が残ったなぞ
  5. 宇宙と素粒子のつながり
  6. まとめ

プレ男2008年のノーベル物理学賞、日本人が3人も受賞したんだよね。「対称性の破れ」ってなに?

メル美宇宙に物質が残ったなぞにも関係してるらしいよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は対称性の破れです。2008年のノーベル物理学賞の発表と一般向け解説をもとにまとめました。とても奥の深い分野なので、発表に書かれていることにしぼって紹介します。

「対称性」と「破れ」

南部陽一郎博士:「自発的対称性の破れ」

プレ男1960年に考えた理論が、素粒子物理の土台になったのか!

小林誠博士・益川敏英博士:クォークは「3つの家族」

宇宙に物質が残ったなぞ

南部博士は「自発的対称性の破れ」を、小林博士と益川博士はクォークの「3つの家族」を予言しました。宇宙に物質が残ったのも、わずかな対称性の破れのおかげだと考えられています。

宇宙と素粒子のつながり

プレ男100億分の1のずれがなかったら、ぼくたちもいなかったのか…。

メル美完ぺきじゃないから、世界があるんだね。

ものに重さがあるしくみは、ものに「重さ」があるのはなぜ?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 2008. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2008/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)
  2. The Royal Swedish Academy of Sciences. Popular information: The Nobel Prize in Physics 2008 (PDF). https://www.nobelprize.org/uploads/2018/06/popular-physicsprize2008.pdf (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。