ガジェット2026年10月5日

【テクノロジー解説】ニュートリノってなに?毎秒、何兆個も私たちの体をすりぬけている「幽霊のような粒子」。日本の巨大な検出器でとらえ、小柴昌俊博士(2002年)と梶田隆章博士(2015年)がノーベル物理学賞

ニュートリノは、太陽の中の核融合などで生まれる、ほとんど何とも反応しない素粒子です。毎秒、何兆個も私たちの体を気づかないうちに通りぬけています。2002年のノーベル物理学賞は、日本の巨大な検出器「カミオカンデ」で、1987年2月23日に遠くの超新星爆発からのニュートリノをとらえた小柴昌俊博士らに、2015年は「スーパーカミオカンデ」で、ニュートリノが姿を変えること(質量があること)を示した梶田隆章博士らに贈られました。素粒子物理の常識を変えた発見をやさしく解説します。

目次
  1. 体をすりぬける「幽霊のような粒子」
  2. 2002年:小柴昌俊博士と「カミオカンデ」
  3. 2015年:梶田隆章博士と「ニュートリノ振動」
  4. 宇宙の歴史を読みとく手がかり
  5. まとめ

プレ男「カミオカンデ」って、名前がかっこいいよね。ニュートリノって、何を見つけたの?

メル美日本人が2回もノーベル賞をとった分野なんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回はニュートリノです。2002年と2015年のノーベル物理学賞の公式発表をもとにまとめました。

体をすりぬける「幽霊のような粒子」

ノーベル賞の発表によると、

プレ男いまこの瞬間も、何兆個も体をすりぬけてるの!?

2002年:小柴昌俊博士と「カミオカンデ」

2015年:梶田隆章博士と「ニュートリノ振動」

ニュートリノは、毎秒何兆個も体をすりぬけている、つかまえにくい素粒子です。日本の検出器カミオカンデ・スーパーカミオカンデで、小柴昌俊博士と梶田隆章博士がそれぞれ大発見をし、ノーベル物理学賞を受けました。

宇宙の歴史を読みとく手がかり

2015年の発表では、ニュートリノの性質をさぐる実験が世界中で続いていて、新しい発見が、宇宙の歴史、構造、そして未来についての理解を変えると期待されている、としています。

宇宙を見る「新しい窓」として、時空のゆれをとらえる重力波もあります。

プレ男1京個のうち12個!気の遠くなる話だけど、それで宇宙のことがわかるってロマンがある。

メル美日本の検出器から、2回もノーベル賞の発見が生まれたんだね。

日本の探査機が小惑星の砂を持ち帰った物語は、「はやぶさ2」ってなに?へ。

日本人3人が受賞した素粒子のノーベル賞は、宇宙に「物質」が残ったのはなぜ?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 2002. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2002/press-release/ (閲覧日:2026年10月5日)
  2. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 2015. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2015/press-release/ (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。