大人の教養An Evening of Culture

第一幕Act I — Love & Letters

芥川龍之介『舞踏会』明治19年、鹿鳴館。17歳の令嬢・明子は、はじめての舞踏会でフランスの海軍将校とワルツを踊る。星月夜のバルコニーで彼が語った「我々の生のやうな花火」。そして30年後、明かされた彼の名前は——

No.0752026年10月12日

芥川龍之介の短編『舞踏会』(大正8年)。明治19年11月3日の夜、17歳の明子は、父とともに鹿鳴館の舞踏会へ。菊の花にかざられた階段をのぼり、はじめての舞踏会で、見知らぬフランスの海軍将校から「一しよに踊つては下さいませんか」と声をかけられます。ワルツ、アイスクリーム、そして花火のあがる星月夜のバルコニー。「私は花火の事を考へてゐたのです。我々の生のやうな花火の事を」。大正7年、老夫人になった明子が汽車の中で青年の小説家に語った、あの夜の将校の名前とは。青空文庫の原文で紹介します。

目次
  1. 一:明治19年11月3日、鹿鳴館
  2. 「一しよに踊つては下さいませんか」
  3. アイスクリームと「舞踏会は何処でも同じ事です」
  4. 星月夜と花火
  5. 二:大正7年、汽車の中で
  6. まとめ

メル美明治の鹿鳴館の舞踏会って、一度でいいから行ってみたかったな。

プレ男芥川龍之介の『舞踏会』は、まさにその夜の物語なんだって。

今回は、芥川龍之介の短編『舞踏会』です。青空文庫の原文(底本:『現代日本文学大系43 芥川龍之介集』筑摩書房)で読みました。作品の末尾には「大正八年十二月」とあります。

一:明治19年11月3日、鹿鳴館

「一しよに踊つては下さいませんか」

プレ男はじめての舞踏会で、外国の将校さんに日本語で誘われる…。映画みたいだ。

アイスクリームと「舞踏会は何処でも同じ事です」

星月夜と花火

メル美「我々の生のやうな花火」…。きれいで、一瞬で消えてしまうもの、ってことかな。

二:大正7年、汽車の中で

『舞踏会』の最後、老夫人になった明子は、あの夜の将校の名を「ジュリアン・ヴイオと仰有る方でございますよ」とくりかえします。青年が言う作家「ロティ」の名とは、結びつけていないのです。

まとめ


参考文献

  1. 芥川龍之介. 舞踏会(底本:『現代日本文学大系43 芥川龍之介集』筑摩書房). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card28.html (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。