大人の教養An Evening of Culture

第一幕Act I — Love & Letters

軍服姿で立つ森鷗外の写真

森鷗外『舞姫』ベルリンの踊り子エリスと、出世を選んだ留学生・豊太郎。「我豊太郎ぬし、かくまでに我をば欺き玉ひしか」——明治の若きエリートの恋と裏切り

No.0392026年9月29日

1890年(明治23年)に発表された森鷗外の『舞姫』は、国の命令でベルリンに留学した若きエリート太田豊太郎と、貧しい踊り子エリスの恋の物語です。免官、母の死、エリスの妊娠、そして親友・相沢のすすめる帰国と出世。豊太郎が選んだ道と、最後の一文「されど我脳裡に一点の彼を憎むこゝろ今日までも残れりけり」まで、青空文庫の本文をもとにまとめました。

目次
  1. 森鷗外ってどんな人?
  2. どんなお話?
  3. 最後の一文
  4. 大人になって読むと
  5. まとめ

メル美『舞姫』って、教科書で読んだけど「豊太郎ひどい!」って思った記憶しかないかも。

プレ男オレは文語でむずかしくて、話がよくわからなかった…。どんな話だったっけ?

こんにちは、Dr. Taro です。 「大人の教養」の愛憎の歴史と文学シリーズ、今回は森鷗外『舞姫』です。青空文庫で全文を読むことができます。

森鷗外ってどんな人?

軍服姿で立つ森鷗外の写真

森鷗外(軍医の軍服姿)。出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」(https://www.ndl.go.jp/portrait/ )

国立国会図書館の「近代日本人の肖像」によると、

メル美お医者さんで、しかもドイツ留学の経験があるんだ。『舞姫』もドイツが舞台だよね。

どんなお話?

『舞姫』は、1890年(明治23年)1月、雑誌『國民之友』に発表されました。主人公が帰国の船の中で、ドイツでのできごとを思い出す形で語られます。

ベルリンでの出会い

免官と、母の死

プレ男仕事もお母さんも失って、そばにいてくれたのがエリスだったんだ…。

親友・相沢と、大臣

エリスの叫び

最後の一文

嗚呼、相沢謙吉が如き良友は世にまた得がたかるべし。されど我脳裡に一点の彼を憎むこゝろ今日までも残れりけり。

(ああ、相沢謙吉のような良い友は、世の中にまたと得がたいだろう。けれども、私の頭の中には、ひとかけらの彼を憎む心が、今日までも残っているのだ。)

メル美決めたのは自分なのに、相沢を憎む気持ちが残ってる…。豊太郎の弱さが、いちばん人間らしいのかも。

大人になって読むと

『舞姫』は、1890年に発表された森鷗外の小説です。ベルリンの踊り子エリスと、出世を選んだ豊太郎の物語で、青空文庫で読めます。

まとめ


参考文献

  1. 国立国会図書館. 森鴎外|近代日本人の肖像. https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/342 (閲覧日:2026年9月29日)
  2. 森鴎外. 舞姫(初出「國民之友」1890年1月). 青空文庫. https://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2078.html (閲覧日:2026年9月29日)
  3. 国立国会図書館. 近代日本人の肖像「森鴎外」. https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/342 (閲覧日:2026年10月2日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。