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帝王切開のあとの子宮の傷のくぼみ(帝王切開瘢痕症候群)

生理のあとに茶色い出血がだらだら続く、生理痛、妊娠しにくいなどの原因になることも。くぼみがあっても症状がなければ治療はいらない。次の妊娠をあきらめる必要もない

2026年10月12日

帝王切開のあと、子宮の切開した傷の部分がくぼんだり、うすくなったりすることがあります。日本産婦人科医会の研修ノート(医師向け)によると、傷の部分のくぼみは60%程度に見られるという報告があり、多くは症状がありません。くぼみに血液がたまると、生理が終わったあとに黒っぽい茶色の出血が少量続く、生理痛、妊娠しにくい(続発性不妊)などの原因になることがあり、これを帝王切開瘢痕症候群といいます。症状がなく妊娠の希望がなければ治療はいりません。傷がうすいことを理由に、妊娠を禁止したり中断したりする根拠はないとしています。

目次
  1. 傷のくぼみは、めずらしくない
  2. 帝王切開瘢痕症候群とは
  3. 治療
  4. 次の妊娠は?
  5. まとめ

メル美帝王切開で出産した友だちが、「生理のあとに茶色い出血がだらだら続く」って。それに、検査で「子宮の傷がうすい」って言われて、次の妊娠が不安みたい。

プレ男傷がうすいって言われたら、次の妊娠は危ないのかなって思っちゃうよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、帝王切開のあとの子宮の傷のくぼみ(帝王切開瘢痕症候群)の話です。日本産婦人科医会の研修ノート「No110 帝王切開Q&A」の「帝王切開瘢痕症候群による不正出血への対応は?」と、「No116 産婦人科診療 こんなときどうする?」の「帝王切開創部の菲薄化の管理は?」(いずれも医師向け)をもとにまとめました。

傷のくぼみは、めずらしくない

研修ノートによると、

帝王切開については帝王切開を見てください。

帝王切開瘢痕症候群とは

研修ノートによると、子宮の傷の部分が原因で起こる、

などを「帝王切開瘢痕症候群」といいます。帝王切開のあとに新しくこれらの症状が出たときは、この病気を疑います。くぼみに血液がたまっているのが超音波で確かめられれば診断できます。

帝王切開のあとの子宮の傷のくぼみは、めずらしくなく、症状がなければ治療はいりません。生理のあとの茶色い出血が続く、妊娠しにくいなどの症状があるときは、相談してください。

治療

研修ノートによると、

次の妊娠は?

研修ノートによると、

プレ男傷がうすいと言われても、次の妊娠をあきらめなくていいんだね。

次の妊娠までの間隔は次の妊娠まで、どのくらいあける?、不正出血については生理じゃないのに出血(不正出血)も見てください。

まとめ


参考文献

  1. 公益社団法人日本産婦人科医会. 研修ノート No110 帝王切開Q&A 私はこうしている「Q6.帝王切開瘢痕症候群による不正出血への対応は?」. https://www.jaog.or.jp/notes/note18502/ (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 公益社団法人日本産婦人科医会. 研修ノート No116 産婦人科診療 こんなときどうする?「38.帝王切開創部の菲薄化の管理は?」. https://www.jaog.or.jp/note/no116_2_38/ (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。