
プレ男姉ちゃんの子、5歳なんだけど「もうチャイルドシート嫌!」って泣くんだって。近所ならなくてもいいのかな?

メル美6歳未満は使うのが義務だよね。どれくらいの人がちゃんと使ってるんだろう。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、チャイルドシートの話です。警察庁とJAF(日本自動車連盟)が2026年9月に発表した全国調査をもとにまとめました。
6歳未満は、使うのが義務
- 道路交通法で、自動車の運転者は、チャイルドシートを使わない6歳未満の子どもを乗せて運転してはならないとされています(第71条の3第3項)
- 病気で使うのが適当でないときなど、例外もあります
2026年の調査結果
警察庁とJAFが、2026年5月9日〜31日に全国99か所で、6歳未満の子ども12,914人を調べました。
- 6歳未満全体の使用率は84.0%で、過去最高でした(前回より1.6ポイント上昇)
- ただし、5歳は65.7%と低く、3人に1人は使っていませんでした
- 5歳では、車の座席にそのまま座る(14.8%)、大人用のシートベルトだけ(14.3%)が目立ちます
- 保護者の抱っこも、全体で1.9%(242人)、1歳未満では4.0%ありました
- 使用率は、後部座席で86.0%、助手席では68.6%でした

プレ男5歳になると、一気に使わなくなるんだ…。
使わないと、致死率は約5.3倍
- 警察庁によると、チャイルドシートを使っていない子どもの致死率は、正しく使っている子どもの約5.3倍です
- 使っていても、取り付けがゆるい、正しく座らせていないと、事故のときにチャイルドシートが外れたり、子どもが飛び出したりして、本来の働きが発揮できないことがあります
「使っている」だけでは足りない
調査では、取り付けと座らせ方もチェックしています。
| 正しく取り付け | 正しく着座 | |
|---|---|---|
| 乳児用 | 83.8% | 59.0% |
| 幼児用 | 71.9% | 52.2% |
| 学童用 | - | 65.0% |
| 合計 | 77.6% | 58.7% |
- 4割以上の子どもが、正しく座れていませんでした
- 取り付けのまちがいでいちばん多かったのは、乳児用・幼児用ともに「腰ベルトの締めつけ不足」です
- JAFは、ひざなどで体重をかけてチャイルドシートを座面に沈みこませ、シートベルトでしっかり取り付けるようアドバイスしています
- 座らせ方のチェック項目は、体格に合っているか、ハーネスの高さ、ハーネスの締めつけ、ハーネスのねじれ、背もたれの角度(乳児用)などです

メル美乗せるたびに、ハーネスの締めつけやねじれを確かめるようにしよう。
6歳を過ぎても
- 警察庁は、6歳以上でも、体格の事情でシートベルトを正しく着用できないときは、チャイルドシート(学童用など)を使いましょうと呼びかけています
- JAFは、身長150cm未満の子どもに、チャイルドシートやジュニアシートの使用を勧めています。ただし150cmはあくまで目安で、シートベルトが首やお腹にかからず、正しい位置にかかっているかを確かめてください
嫌がるときは
- 「近所だから」「すぐ着くから」でも、事故はいつ起きるかわかりません
- 乗る前にルールとして約束する、大人もシートベルトをして見せる、おもちゃや会話で気をそらす、などを試してみましょう

チャイルドシートを使わない子どもの致死率は、正しく使う子どもの約5.3倍です。短い距離でも、毎回しっかり締めて乗せましょう。
まとめ
- 6歳未満はチャイルドシートが義務
- 2026年の使用率は84.0%(過去最高)。でも5歳は65.7%
- 使わないと致死率は約5.3倍
- 正しく座れていたのは58.7%。いちばん多いまちがいは腰ベルトの締めつけ不足
- 6歳以上でも、体格に合わなければチャイルドシートを
参考文献
- 警察庁交通局・一般社団法人日本自動車連盟. チャイルドシートの使用状況等について(2026年9月15日). https://www.npa.go.jp/newlyarrived/2026/CSR_2026kouhou.pdf (閲覧日:2026年9月29日)
- 警察庁. 子供を守るチャイルドシート. https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html (閲覧日:2026年9月29日)
- 一般社団法人日本自動車連盟(JAF). チャイルドシートの使用率は過去最高の84.0% 一方で4割超が正しく着座できず、適正使用に課題(2026年9月15日、PR TIMES). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007609.000010088.html (閲覧日:2026年9月29日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。