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Bestiary

スキュラとカリュブディス6本の長い首に3列の歯、子犬のような声で鳴く怪物スキュラと、1日3回海をのみこむ大渦カリュブディス。魔女キルケは「全員を失うより、6人を失うほうがまし」と言った

2026年10月5日

女の人の上半身に、まわりから犬の頭がのびる像を上にのせ、横に馬の像をつけた素焼きの容器
スキュラの像をのせた素焼きの容器(アスコス)。南イタリア・カノーサ、紀元前3世紀。高さ44.2cm。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)
目次
  1. プロフィール
  2. キルケの警告
  3. 仲間には、スキュラのことを言わなかった
  4. 渦と、6人の仲間
  5. まとめ

プレ男海の両側に、ちがう怪物がいる海峡があるんだって。どっちに進んでも危ないなんて…。

メル美『オデュッセイア』に出てくる、スキュラとカリュブディスだね。

こんにちは、Dr. Taro です。 世界の幻獣、今回はスキュラとカリュブディスです。ホメロス『オデュッセイア』12巻(A.T.マレー訳、1919年)の英訳を、Perseusデジタル図書館で読みました。

プロフィール

スキュラ カリュブディス
すみか 雲のかかる高いがけの中ほどの、西を向いた暗い洞窟 向かいの低いがけの下。がけの上には葉のしげった大きなイチジクの木
姿・ようす 12本のぶかっこうな足、とても長い6本の首。それぞれにおそろしい頭があり、歯が3列、すきまなく、黒い死にみちている 黒い海の水を1日に3回のみこみ、3回はき出す
声 生まれたばかりの子犬のような声で、おそろしく鳴く —
出典 『オデュッセイア』12巻73〜126行、222〜259行 同左

女の人の上半身に、まわりから犬の頭がのびる像を上にのせ、横に馬の像をつけた素焼きの容器

スキュラの像をのせた素焼きの容器(アスコス)。南イタリア・カノーサ、紀元前3世紀。高さ44.2cm。メトロポリタン美術館所蔵(パブリックドメイン)

キルケの警告

プレ男全員か、6人か…。どっちもいやだ!

仲間には、スキュラのことを言わなかった

渦と、6人の仲間

メル美みんなを助けるために、6人の犠牲をうけいれるしかなかった…。リーダーってつらいね。

『オデュッセイア』によると、スキュラは12本の足と6本の長い首をもち、それぞれの頭に3列の歯がありました。声は生まれたばかりの子犬のようでした。

まとめ


参考文献

  1. Homer. The Odyssey(英訳:A.T. Murray、1919年). 12.73–126, 12.222–259. Perseus Digital Library. https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus:text:1999.01.0136:book=12:card=73 (閲覧日:2026年10月5日)
  2. メトロポリタン美術館. Terracotta askos (flask with a handle over the top), Greek, South Italian, Canosan, 3rd century BCE(11.43、パブリックドメイン). https://www.metmuseum.org/art/collection/search/248471 (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。

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