
アソ美この前のデート、夜景がきれいだったから、ふたりの写真をインスタに載せちゃおうかな。

マジ男えっ、ぼくは職場の人も見てるから、ちょっと困るかも…。言ってくれたらよかったのに。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、デートの写真とSNSです。総務省の資料にある注意点と、おたがいが気持ちよく過ごすための考え方をまとめました。
総務省が注意をよびかけていること
総務省の「インターネットトラブル事例集(2026年版)」では、ネットにアップした写真や動画で、撮影場所や生活範囲が知られてしまうケースがあるとして、次のことをよびかけています。
- 高性能・高画質への注意:写ったものから撮影場所が特定されることがあるので、投稿用の撮影には注意する
- 閲覧者を限定した投稿:プライベートな情報を投稿する前はよく考える。「鍵アカ」などで特定の人とだけ共有する方法もある
- 不安を感じたら相談する
同じ事例集では、ネットでの会話をもとに本名や学校名が知られてしまうこともあるとして、情報の組み合わせに注意するようよびかけています。ひとつひとつは小さな情報でも、写真の背景、お店の名前、投稿の時間が重なると、どこで誰と過ごしているかがわかってしまうことがあります。

マジ男お店の名前と時間がわかると、「いまここにいる」って知られちゃうんだね。
撮る前に「撮っていい?」
- 写真を撮られるのが苦手な人もいます。撮る前に「一緒に撮ってもいい?」とひとこと聞きましょう
- 料理や景色だけを撮るときも、相手が写り込んでいないか気をつけて
- 断られても、気にしすぎないこと。理由を問いつめないのがマナーです
載せる前に「載せていい?」
- 「撮っていい」と「SNSに載せていい」は別の話です。載せる前に、どの写真を、どこに、だれに見える形で載せるか、もう一度聞きましょう
- 相手には、職場や家族に知られたくない、婚活中であることを広めたくないなどの事情があるかもしれません
- 載せるなら、顔がわからない形(後ろ姿、手もとだけ)や、場所がわからない写真にすると安心です
- リアルタイムで載せない(帰ってから、日にちをずらして載せる)のも、居場所を知られないための工夫です
- 他人が撮った写真や、作品が写った写真を載せるときのルールは、引用のルールの記事にもまとめています

アソ美わたしは見せたかっただけだけど、マジ男くんには事情があったんだよね。次からは先に聞くね。
付き合う前は、とくに慎重に
- 付き合う前や、仮交際・お友達期間のうちは、ふたりの写真を載せないほうがおたがいに安心です
- 婚活では、ほかの人とも並行して会っていることもあります。ふたりの写真が広まると、相手の婚活のじゃまになることも
- 交際が始まっても、どこまで載せるかはふたりで話して決めましょう
別れたあと・お断りしたあと
- 交際が終わったら、ふたりの写真は消すか、非公開にするのが思いやりです
- 相手から「消してほしい」と言われたら、すぐに対応しましょう
- スマホの写真は、流出することもあると考えて、人に見られて困る写真は撮らない・送らないことが大切です(参考:スマホの中の写真も「流出しうる」と考える)

オタ男写真って、撮るときより、あとでどう扱うかのほうが大事なんだな。
まとめ
- 写真から撮影場所や生活範囲がわかることがある(総務省)
- 撮る前に「撮っていい?」、載せる前に「載せていい?」とそれぞれ聞く
- 載せるなら顔や場所がわからない形で、リアルタイムを避ける。見る人を限定する方法も
- 付き合う前は載せない。別れたら消す・非公開に
参考文献
- 総務省. インターネットトラブル事例集(2026年版)「❷ネット上で出会って仲良くなることもあるけど…」「⓱気をつけてアップしてたはずなのに」. https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/pdf/trouble_leaflet2026_02.pdf (閲覧日:2026年10月22日)
- 総務省. インターネットトラブル事例集. https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/trouble/ (閲覧日:2026年10月22日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。


