ESTAや電子入国カード、検索の上のほうは「代行サイト」かも:公式サイトとは別に高額な代行手数料を請求されることも。相談は2023・2024年度に各1,022件。公式サイトか確かめてから申請を【国民生活センター】
海外旅行の前に、アメリカのESTAなどの電子渡航認証や、電子入国カードをスマホで申請する人も多いはず。国民生活センターによると、インターネットで検索して上のほうに出たサイトを公式サイトだと思って申請したら、じつは申請代行サイトで、思わぬ代行手数料を請求されたという相談がふえています。電子渡航認証の申請代行サイトの相談は、2023年度・2024年度にそれぞれ1,022件。電子入国カードの登録は、各国政府の公式サイトから手続きすれば無料が一般的です。検索で出たサイトが公式サイトか確かめてから申請しましょう。

プレ男来月はじめてのアメリカ旅行!「ESTA 申請」で検索して、いちばん上のサイトから申しこもう。

メル美検索の上のほうに、公式じゃない「代行サイト」が出ることがあるんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は電子渡航認証・電子入国カードの代行サイトです。国民生活センターの「えっ?!公式サイトから申請したはずが、そうじゃなかった?-ESTA等の申請代行サイトに関する相談が増加しています-」(2025年8月6日)と、「各国政府公式サイトから登録すれば、無料だった!?-電子入国カード登録代行サイトのトラブルが寄せられています-」(2026年7月1日)をもとにまとめました。
電子渡航認証・電子入国カードとは
- アメリカのESTA、イギリスのETA、オーストラリアのETA、カナダのeTAなど、渡航の前に電子渡航認証を受けることを義務づける国がふえています。どの国も、公式サイトから申請できます
- 入国カードは、入国審査のときなどに出す書類で、近年は電子化する国がふえています。電子入国カードの登録は、各国政府の公式サイトから手続きすれば無料であることが一般的です
相談はふえている
- 電子渡航認証の申請代行サイトの相談は、2021年度78件、2022年度384件、2023年度1,022件、2024年度1,022件(2025年6月末までの登録分)
- 検索で上位に出た代行サイトを公式サイトだと思いこみ、代行手数料がかかることを知らないまま申しこんでいました
相談の例
- 公式サイトだと思って申請したら代行サイトで、認証はとれたが高額な手数料に納得できない
- 代行サイトで申請してしまい、本当に申請できているのか不安
- 高額な請求があったのに、手続きが進まず、キャンセルもできない
- 公式アプリでしか申請できないはずのオーストラリアのETAの代行をうたうサイトと契約し、返金に応じてもらえない
- 電子入国カードを検索で一番上のサイトから登録したら、無料のはずが後日カードに請求があった

プレ男検索のいちばん上が公式とはかぎらないのか…。
アドバイス
- 公式サイトから申請したいときは、検索で出たサイトが公式サイトかどうか確かめる
- 代行サイトと契約すると、キャンセルがむずかしいことが多いので、契約前に契約内容やキャンセル条件を確かめる
- 代行サイトと契約してしまったら、公式サイトなどで申請の状況を確かめる
- 不安なときは、すぐに消費生活センター(消費者ホットライン188)へ。海外の事業者とのトラブルは越境消費者センター(CCJ)にも相談できます

ESTAなどの電子渡航認証や電子入国カードは、各国の公式サイトから申請できます。検索の上のほうに出たサイトが、公式サイトかどうか確かめてから申請しましょう。
ネットで検索した業者のトラブルはパンクしてスマホで検索したロードサービス、約8万円、サブスクの思わぬ請求は「3日間200円」のトライアルのはずが毎月6,000円?へ。

プレ男申しこむ前に、サイトのアドレスが公式のものか確かめる。

メル美契約内容とキャンセル条件も、申しこむ前に見てね。
ホテルや航空券の予約サイトの注意は、旅行予約サイトで2時間後にキャンセルしたら100%請求へ。
まとめ
- ESTAなどの電子渡航認証や電子入国カードは、公式サイトから申請できる(入国カードは公式なら無料が一般的)
- 検索の上位の代行サイトを公式と思いこみ、高額な代行手数料を請求される相談
- 電子渡航認証の代行サイトの相談は2023・2024年度に各1,022件
- 申請前に公式サイトか確認。代行サイトはキャンセルがむずかしいことが多い
- 困ったら188、海外事業者ならCCJ
参考文献
- 国民生活センター. えっ?!公式サイトから申請したはずが、そうじゃなかった?-ESTA等の申請代行サイトに関する相談が増加しています-(2025年8月6日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20250806_1.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 各国政府公式サイトから登録すれば、無料だった!?-電子入国カード登録代行サイトのトラブルが寄せられています-(2026年7月1日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260701_2.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。