基礎知識2026年10月12日

ヨーロッパの梅毒と淋菌、だれに多い?(ECDC、2024年):どちらも男性に多く、男性同士で性行為をする人が6〜7割。でも梅毒は異性間でも広がり、20代女性で2割以上ふえた

ヨーロッパ(EU/EEA)の梅毒と淋菌について、欧州疾病予防管理センター(ECDC)の2024年の年次報告(2026年5月)をもとに、男女・年齢・感染経路のちがいをまとめました。2024年の梅毒は4万5,577件で、男性は女性の6倍以上、感染経路がわかっている人の69%が男性同士で性行為をする人でした。しかし2021年以降、異性間の男女でも梅毒がふえつづけ、2023年から2024年に女性は15%、20〜24歳の女性は22.6%、15〜19歳の女性は30.6%ふえました。淋菌は10万6,331件で過去最多、男性は7.9%ふえ、女性は8.6%へりました。

目次
  1. 梅毒:男性に多いが、異性間でも広がっている
  2. 梅毒:女性のふえ方が大きい
  3. 淋菌:過去最多、男性でふえ女性でへった
  4. まとめ

プレ男ヨーロッパでも梅毒や淋菌がふえてるんだよね。どんな人に多いんだろう。

メル美日本では若い女性の梅毒がふえてるけど、ヨーロッパはどうなのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、ヨーロッパの梅毒と淋菌が、だれに多いかの話です。欧州疾病予防管理センター(ECDC)の「Syphilis」「Gonorrhoea」の年次報告(2024年分、2026年5月)をもとにまとめました。全体の数字はヨーロッパでも性感染症が過去最多(2024年、ECDC)を見てください。

梅毒:男性に多いが、異性間でも広がっている

ECDCによると、2024年のEU/EEAの梅毒は4万5,577件で、2015年から2倍以上になりました。

梅毒:女性のふえ方が大きい

ECDCによると、2023年から2024年に、

ヨーロッパでも、梅毒は男性同士で性行為をする人だけでなく、異性間の男女に広がっています。とくに若い女性でふえていて、日本と似た動きです。

淋菌:過去最多、男性でふえ女性でへった

ECDCによると、2024年のEU/EEAの淋菌は10万6,331件で、2009年に監視を始めてから最多でした。

プレ男梅毒は女性でふえて、淋菌は女性でへったんだね。病気によって動きがちがうんだ。

日本の梅毒の年齢は梅毒は何歳に多い?(2025年の届出)、梅毒の基本は梅毒ってどんな病気?を見てください。

まとめ


参考文献

  1. European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC). Syphilis. In: Annual epidemiological report for 2024(May 2026). https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/syphilis-annual-epidemiological-report-2024 (閲覧日:2026年10月12日)
  2. European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC). Gonorrhoea. In: Annual epidemiological report for 2024(May 2026). https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/gonorrhoea-annual-epidemiological-report-2024 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。