フリマ・オークションで中古ガジェット、代金を払ったのに届かない、偽物が届いた:「次点のあなたに譲ります」の直接取引は断る。出品写真はメーカーの写真でなく本人撮影か、評価の中身も確認【警察庁】
中古のスマホやゲーム機、カメラをフリマサイトやネットオークションで買う人も多いはず。警察庁によると、代金を振りこんだのに商品が送られてこない、偽物が届いた、落札できなかったのに「落札者がキャンセルしたので直接取引したい」というメールが来て、振りこんだら連絡がとれなくなった、といったトラブルがあります。評価が高くても、自作自演で評価を上げている場合も。出品写真がメーカーやカタログの写真でなく出品者本人が撮ったものか確かめ、ルール外の直接取引は断り、エスクローなど安全な取引方法を使い、やりとりの記録を残しましょう。

プレ男オークションでカメラを落札しそこねたら、出品者から「落札者がキャンセルしたので、次点のあなたに直接ゆずります」ってメールが来た!ラッキー!

メル美それ、警察庁が注意している手口だよ。振りこんだら商品が届かなかった例があるんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回はフリマ・オークションのトラブルです。警察庁の「インターネットオークション・フリマサイト利用時のトラブル相談」をもとにまとめました。
こんな相談があります
- オークションでバッグを5万円で落札し、指定の口座に振りこんだのに、品物が送られてこない。連絡もとれなくなった
- 落札した商品が届いたが、偽物だった(写真や説明とちがう、こわれている場合も)
- パソコンに入札したが次点だった。後日、出品者を名乗る人から「落札者がキャンセルしたので、あなたと直接取引したい」というメールが届き、振りこんだが品物が来ない
- 出品した商品を送ったのに、落札者が代金を払わない

プレ男「次点のあなたに」は、まさにいまの状況だ…。
国民生活センターにも、フリマサイトの匿名の出品者からブランドのパーカを約3万円で買い、受取評価をしたあとで正規代理店の名前でないことに気づいたが、出品者と連絡がとれなくなった、という相談が寄せられています。運営会社に聞いても「当事者間で解決を」と言われ、相手を特定できませんでした。フリマやオークションの運営会社は、利用規約で、トラブルは原則当事者間で解決するとしていることが多くあります。
トラブルにあわないために
- 取引相手の評価を十分に確かめる。評価が高くても注意が必要です。決まった人からの評価しかない場合、自分で出品した品を自分で落札・購入して評価を上げていることもあります。過去の評価や、評価をつけた人の取引も確かめる
- 出品写真がメーカーのウェブサイトやカタログの写真の場合があります。写りが悪くても、出品者本人が撮った写真のほうが安全性が高いといえます。同じ画像がほかの出品に使われていないかも確かめる
- できるだけ相手の身元(住所・電話番号)を確かめる
- 中古品は、不具合・損傷・欠品の有無、故障したときの責任の範囲、運営会社の補償を確かめる
- サイトのルールにない取引(直接メールでのやりとりなど)を持ちかけられたら断る。エスクローサービス(商品と代金の受けわたしを第三者が確かめるしくみ)など、安全な取引方法を使う
- 取引が終わるまで、やりとりを記録し、メールを保存・印刷するなど二重に保存する
フリマの画像を流用した「悪質通販サイト」も
国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)は、海外に拠点があると思われる悪質通販サイトの情報を公表しています。2026年6月17日の発表では、フリマサイトなどの画像や文言を流用したサイトや、コード決済の「送る」機能で個人アカウントあてに支払わせる手口も確認されました(ふつう、「送る」は個人どうしのやりとりに使う機能で、事業者への支払いは「支払う」機能を使います)。
- 買う前に、サイトの表示や支払い方法をよく確かめ、越境消費者センターのウェブサイトの「悪質通販サイト情報」に載っていないか確認する
- 注文を確定する前に、「最終確認画面」などを保存する
- 届かないなどのトラブルにあったら、決済関連事業者に相談。「返金手続きのため」とLINEなどのSNSでのやりとりを求められても、応じない
トラブルにあったら
- 取引相手と連絡をとって確かめる。連絡がとれず詐欺が疑われるときは、最寄りの警察署に相談を
- 運営会社に経緯を説明できるよう、資料を保存しておく。補償制度や相談窓口がある運営会社もあります
- 警察に相談するときは、出品されていたサイトのURLや画像などを持っていく(事前に電話で日時や資料を調整するとスムーズ)

フリマやオークションで「落札者がキャンセルしたので、次点のあなたと直接取引したい」というメールは、だましの手口のことがあります。サイトのルールにない取引は断りましょう。
中古の家電の安全はフリマ・おさがりの家電は「5つのチェック」から、中古スマホを買うときは中古スマホを買う前に確かめたい5つへ。

プレ男直接取引は断って、サイトのルールの中で買う。写真が本人撮影かも見よう。

メル美やりとりのスクショも残しておいてね。
SNSや転売仲介サイトでのチケットのトラブルは、SNSで「定価で譲ります」のライブチケット、送金したら相手のアカウントが消えたへ。
まとめ
- 代金を払ったのに届かない、偽物が届く、次点への直接取引の誘いなどのトラブル
- 評価の中身(だれからの評価か)を確認。自作自演の評価も
- 出品写真がメーカーやカタログの写真でなく本人撮影か、同じ画像の使い回しがないか
- ルール外の直接取引は断る。エスクローなど安全な方法で
- 記録を二重に保存。詐欺が疑われたら警察署へ
- フリマの画像を流用した悪質通販サイトや、コード決済の「送る」機能で支払わせる手口も
参考文献
- 警察庁. インターネットオークション・フリマサイト利用時のトラブル相談. https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/auction-fraud.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 悪質通販サイトにご注意ください-フリマサイトの画像や文言を流用したサイトも!-(2026年6月17日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260617_1.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 各種相談の件数や傾向 デジタル・プラットフォームが介在する取引. https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/degitalplatform.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。